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J-GLOBAL ID:202202223321960740   整理番号:22A0300204

電気紡糸高分子ナノファイバー膜上の種々のタイプのエストロゲンの吸着,動力学および相互作用機構【JST・京大機械翻訳】

The adsorption, kinetics, and interaction mechanisms of various types of estrogen on electrospun polymeric nanofiber membranes
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巻: 33  号:ページ: 075702 (18pp)  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ホルモン不均衡により誘導された雌における魚類の受精,男性における低精子数,乳房および卵巣癌の主因と考えられている,水貯留層に存在する4つの非常に強力な性ホルモン(エストロン(E1),17β-エストラジオール(E2),17α-エチニルエストラジオール(EE2)およびエストリオール(E3))の吸着動力学に焦点を当てた。ここでは,セルロースアセテート,ポリアミド,ポリエーテルスルホン,ポリウレタン(918およびエラストラン)およびポリアクリロニトリル(PAN)からエレクトロスピニング高分子ナノ構造を製造し,これらのエストロゲンホルモンを一段階プロセスで同時に吸着し,それらの性能を比較した。これらのナノファイバは174~330nmの範囲の平均繊維直径を有し,それらの比表面積は10.2~20.9m2g-1の範囲であった。吸着-脱着プロセスを4サイクルで調べ,吸着システムの有効再利用性を決定した。溶液中に存在する各ホルモンを同時に検出及び定量するための一段階高速液体クロマトグラフィーを開発した。実験データを得て,擬一次,擬二次および粒子内拡散モデルを適用することにより吸着速度を決定した。その結果,E1,E2およびEE2は擬2次速度論に最も良く適合したが,E3は擬一次速度論に従った。E1,E2,EE2およびE3に対して,ポリウレタンElastollanナノファイバーは,それぞれ,0.801,0.590,0.736および0.382mg/gの最大吸着能力を有することが分かった。さらに,結果は,ポリウレタンElastollanナノファイバーが,エストロゲンホルモンとの強い水素結合のため,~58.9%でエストロゲン除去の最高パーセント効率を持ち,一方,PANの最低除去効率は~35.1%であった。両親媒性吸着-脱着サイクルは,ポリウレタンが,他のポリマーと比較して4回繰り返し使用後でさえ,最良の効率を維持することを示した。全体として,この知見は,全ての研究したナノ構造が,環境からそのようなエストロゲンを同時に根絶するための効果的な吸着剤である可能性を示した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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医用素材 

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