文献
J-GLOBAL ID:202202223378184698   整理番号:22A0725904

非環状六座配位子によるウラニルイオンの安定なキレート化 230U標的α-テラピーに対する潜在的応用【JST・京大機械翻訳】

Stable Chelation of the Uranyl Ion by Acyclic Hexadentate Ligands: Potential Applications for 230U Targeted α-Therapy
著者 (14件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 3337-3350  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Uranium-230は,癌細胞を根絶するためにα粒子を利用する一種の核医学である標的α療法(TAT)での使用のための好ましい特性を有するα発光放射性核種である。TATにこの放射性核種を成功裏に実装するために,in vivoでウランを安定に結合できる二機能性キレート剤が必要である。この必要性に取り組むために,ウランキレート剤として非環状配位子H_2dedpa,H_2CHXdedpa,H_2hoxおよびH_2CHXhoxを調べた。UO_22+によるこれらの配位子の安定性定数を分光光度滴定により測定し,”pa”と”hox”キレート剤に対してそれぞれ18と26より大きいlogβ_ML値を明らかにし,得られた錯体が超安定であることを示した。さらに,UO_22+錯体をNMR分光法とX線結晶学によって構造的に特性化した。結晶学的研究は,4つの配位子のすべての6つのドナー原子がUO_22+イオンの赤道面をスパンし,溶媒分子を排除する配位飽和錯体を生じさせることを明らかにした。「pa」キレート剤上の「hox」キレート剤の熱力学的安定性をさらに理解するために,密度汎関数理論(DFT)計算を採用した。分子中の原子の量子理論の使用は,4つの配位子とUO_22+の間の共有結合性の程度が類似していることを明らかにした。DFT計算配位子歪エネルギーの解析は,この因子が「hox」配位子のより高い熱力学的安定性に対する主要な駆動力であることを示唆した。in vivoでの230U TAT使用に対するこれらリガンドの適合性を評価するため,それらの動力学的安定性を,骨モデルヒドロキシアパタイト(HAP)とヒト血漿とのUO_22+錯体の挑戦により試験した。すべての4つの錯体は14日間,ヒト血漿中で>95%安定であったが,HAPの存在下では,H_2CHXdedpaとH_2hoxの錯体のみが同じ期間にわたって>80%のままだった。放射線療法応用に対するこれらリガンドの適合性の最終検証として,UO_22+複合体のin vivo生体内分布を,非キレート[UO_2(NO_3)_2]と比較し,マウスで測定した。有意な骨取り込みを示す[UO_2(NO_3)_2]とは対照的に,全ての4種類のリガンド複合体は骨格系で蓄積せず,それらがin vivoで安定なままであることを示す。まとめると,これらの研究は,赤道スパニング配位子H_2dedpa,H_2CHXdedpa,H_2hox,およびH_2CHXhoxが230U TATでの使用のための非常に有望な候補であることを示唆する。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第3族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 

前のページに戻る