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J-GLOBAL ID：202202223608189907   整理番号：22A0702007

コモントガリネズミ,モルモット,ウサギ,キツネおよびブタにおける個々の扁桃体核の進化軌跡:胚学的運命およびモザイク様進化の結果【JST・京大機械翻訳】

The evolutionary trajectories of the individual amygdala nuclei in the common shrew, guinea pig, rabbit, fox and pig: A consequence of embryological fate and mosaic-like evolution

著者 (4件)： Rowniak Maciej (Department of Animal Anatomy and Physiology, Faculty of Biology and Biotechnology, University of Warmia and Mazury in Olsztyn, Olsztyn, Poland) ,  Bogus-Nowakowska Krystyna (Department of Animal Anatomy and Physiology, Faculty of Biology and Biotechnology, University of Warmia and Mazury in Olsztyn, Olsztyn, Poland) ,  Kalinowski Daniel (Department of Animal Anatomy and Physiology, Faculty of Biology and Biotechnology, University of Warmia and Mazury in Olsztyn, Olsztyn, Poland) ,  Kozlowska Anna (Department of Human Physiology and Pathophysiology, School of Medicine, University of Warmia and Mazury in Olsztyn, Olsztyn, Poland)
資料名： Journal of Anatomy  (Journal of Anatomy)
巻： 240  号： 3  ページ： 489-502  発行年： 2022年 
JST資料番号： A1622A  ISSN： 0021-8782  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 扁桃体は主に感情行動と学習を調節する危険検出器として進化した。しかし,ストレス応答および嗅覚/胎児および生殖機能にも関与している。これらの機能の全ては,異なる終脳源(葉状と亜葉状)に由来する核の集合によって処理され,独特の細胞構造と特異的結合を持つ。これらの個々の解剖学的および機能的単位が,様々な哺乳類の特異的ニーズに扁桃体に適合するように進化した方法は不明である。したがって,本研究は,脳の複雑性と生態学が異なる哺乳類の系統発生を横断して,一般的シュレウス,モルモット,ウサギ,キツネおよびブタ種の主要扁桃核における体積,ニューロン密度およびニューロン数に関する定量的データを提供した。結果は,扁桃体の体積とその個々の核スケールが,脳質量に対して負のアロメトリー(1以下の相対測定係数)を有することを示す。しかし,内側(ME)および外側嗅管(NLOT)核の,全扁桃体容積,体積および容積パーセントは,正のアロメトリーで,内側(ME)および外側嗅管(NLOT)核は,負のアロメトリーで,これらパラメーターは,等値線(BL),中心(CE)および皮質(CO)核スケールに対し,アイソメトリーでスケールした。さらに,ニューロンの密度は,研究した種にわたってゼロ以下のアロメトリー係数の値で,脳質量と扁桃体容積の両方に対して,強い負のアロメトリーを有する。BLに対するこの値は全扁桃体に対する値よりも有意に低く,MEは有意に高いが,NLOT,CE,CO,LAおよびBMに対する値は全扁桃体に対する値と非常に類似していた。最後に,全扁桃体におけるニューロン数とその個々の核スケールは,脳質量に関して負のアロメトリーで,その個々の核スケールを,その個々の核の尺度で示す。しかし,全扁桃体におけるニューロン数,ニューロン数およびLAおよびBMスケールに対するニューロンの数に関して,BLおよびNLOTに対して,BLおよびNLOTは,陰性アロメトリーでスケールし,一方,CE,COおよびMEスケールに対するこれらのパラメータの値は等値であった。結論として,これら全ての結果は,検討した細胞核の各々が,脳量または全扁桃体量と関係した,異なるおよび特異な進化パターンを示すことを示す。これらのパターンは扁桃体区画化の様々な古典的概念と一致しない。しかし,いくつかの方法で,それらは種々の胚学的研究におけるホメオボックス遺伝子の発現によって明らかにされた多様性を反映する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 嗅覚 ,  ニューロン ,  脳 ,  細胞核 ,  生殖能力 ,  胎児 ,  *胚 ,  *モルモット ,  アロメトリー ,  系統発生 ,  皮質 ,  *扁桃核 ,  生態学 ,  解剖学
準シソーラス用語： ストレス応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 扁桃体 ,  比較神経解剖学 ,  哺乳類の進化 ,  ニューロン密度 ,  ニューロン数 ,  立体学 ,  容積

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (8件)： モルモット ,  ウサギ ,  キツネ ,  ブタ ,  扁桃体核 ,  胚 ,  モザイク ,  進化