文献

J-GLOBAL ID：202202224306564867   整理番号：22A0635985

インドールの量子化学溶媒和 陰的/明示的モデルを用いた強い溶質-溶媒相互作用の説明【JST・京大機械翻訳】

The quantum chemical solvation of indole: accounting for strong solute-solvent interactions using implicit/explicit models

著者 (4件)： Manian Anjay (ARC Centre of Excellence in Exciton Science, School of Science, RMIT University, Melbourne, 3000, Australia. [e-mail] [e-mail]) ,  Shaw Robert A. ,  Lyskov Igor ,  Russo Salvy P.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 24  号： 5  ページ： 3357-3369  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,水およびメチルシクロヘキサン溶液中のインドールの種々の量子化学溶媒モデリング法の有効性を調べた。目標は,標準DFT法を用いて,強く結合した溶質-溶媒系で良好な光物理特性を得られることを示すことである。標準および線形補正分極連続体モデル(PCM)ならびに明示的溶媒和モデルを用い,密度汎関数,基底関数系および陽溶媒分子数の選択を含む異なるモデルパラメータを比較した。陰的モデルがエネルギーと振動子強度を過大評価することを実証した。特に,インドール-水では,レベル反転が観察されず,それ自身の誘電媒体が不十分であることを示唆した。対照的に,エネルギーは明示的モデルで実験的に測定した特性に対してクラスタサイズに関してかなり急速に収束する。拡散基底関数系によるB3LYPの使用は,9~12の明示的水分子間のクラスタサイズを持つ系の光物理学を適切に表すことができることを見出した。分子動力学シミュレーションからの配置のサンプリングは,単一点結果が溶媒和集合の適切な代表であることを示唆する。インドール-水では,溶媒再組織化が励起状態エネルギーの安定化に重要な役割を果たすことを示した。本研究の知見と観察は,将来の研究における溶媒和モデルパラメータの選択を助けることが期待される。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *相互作用 ,  分極 ,  分子 ,  励起状態 ,  *溶媒和 ,  再編成 ,  媒質 ,  *溶質 ,  水分子 ,  基底関数系 ,  密度汎関数法 ,  *量子化学 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子間相互作用  (BH07020P) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (2件)： インドール ,  メチルシクロヘキサン

タイトルに関連する用語 (8件)： インドール ,  量子化学 ,  溶媒和 ,  モデル ,  溶質 ,  溶媒 ,  相互作用 ,  説明