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J-GLOBAL ID：202202224393212127   整理番号：22A1011189

ファンド・インキュベーション概念の発展可能性:クラウドファンディングを用いた商品開発過程の考察

著者 (2件)： 熊田憲 (弘前大 人文社会科学) ,  小杉雅俊 (北大 大学院経済学研究院)
資料名： 地域未来創生センタージャーナル(Web)
号： 8  ページ： 13-20 (WEB ONLY)  発行年： 2022年02月 
JST資料番号： U2075A  ISSN： 2434-1517  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・クラウドファンディング(CF)をテスト・マ-ケティングと位置付け,佐賀県のCF事例を対象に,CFの将来的な立ち位置や,ファンド・インキュベ-ション概念の発展可能性を考察。
・事例は,佐賀県が実施するCF支援策によるもので,CFを活用した自治体のファンドレイザ-による競争を前提としたインキュベ-ションと呼べる機能を内包。
・このCFスキ-ムの特徴は,協定機関を通じて,地域に対する間接的な地方創生の仕組みの確立。
・協定機関が扱うCFプロジェクトの成功時に,プロジェクトを起案する資金調達者ではなくそれを支援する協定機関に対してのみ佐賀県が成功報酬として,プロジェクトで得た資金の一律10%を成功報酬として支払。
・各協定機関(ファンドレイザ-)間では競争関係が生じ,彼らは地域の中から案件を掘り起こし,CF事業者ホ-ムペ-ジへの掲載申し込みと審査突破のサポートを行うなどマッチングを支援。

シソーラス用語： *資本調達 ,  助成 ,  技術革新 ,  地域 ,  *製品開発 ,  佐賀県 ,  協力 ,  行政機関
準シソーラス用語： *インキュベーション ,  *クラウドファンディング ,  地域イノベーション ,  官民連携 ,  事例紹介

分類 (1件)： 経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： ファンド ,  インキュベーション ,  概念 ,  発展 ,  可能性 ,  商品 ,  開発過程