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J-GLOBAL ID:202202224864899209   整理番号:22A0317587

ATRとp-ATRは卵巣癌において新たな予後バイオマーカーとDNA損傷応答標的である【JST・京大機械翻訳】

ATR and p-ATR are emerging prognostic biomarkers and DNA damage response targets in ovarian cancer
著者 (8件):
資料名:
巻: 12  ページ: 1758835920982853  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5408A  ISSN: 1758-8340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:運動失調-毛細血管拡張症とRad3関連(ATR)は,種々の癌のDNA損傷応答において確立された役割を持つが,卵巣癌における臨床的および予後的意義は,ほとんど知られていない。本研究の目的は,卵巣癌におけるATRおよびホスホ-ATR ser428(p-ATR)の発現,機能および臨床的予後関係を評価することであった。方法:著者らは,26人の個々の患者から対一次,再発および転移性腫瘍組織から成るユニークな卵巣癌組織マイクロアレイにおける免疫組織化学(IHC)によるATRおよびp-ATR発現を確認した。ATR特異的低分子干渉RNA(siRNA)とATR阻害剤VE-822を,卵巣癌細胞増殖,アポトーシス,およびDNA損傷に及ぼすATR阻害の影響を測定するために適用した。卵巣癌細胞株におけるATR/Chk1経路のATR発現と関連蛋白質を,ウエスタンブロット法によって評価した。クローン原性もクローン原性アッセイを用いて調べた。3次元(3D)細胞培養モデルをin vivo卵巣癌環境を模倣するために実施し,卵巣癌細胞に対するATR阻害の効果をさらに検証した。結果:再発卵巣癌組織は,患者のマッチした原発性腫瘍対応物より高レベルのATRとp-ATRを発現することを示す。さらに,p-ATRのより高い発現は卵巣癌患者における生存率の低下と相関する。ATR特異的siRNAまたはATR阻害剤VE-822による卵巣癌細胞の処理は,Chk1(p-Chk1),Cdc25c(p-Cdc25c),Cdc2(p-Cdc2)のリン酸化の減少,および切断PARPとγH2AXの発現増加を伴う細胞増殖の有意なアポトーシスと阻害をもたらした。ATRの阻害は,卵巣癌細胞のクローン原性とスフェロイド成長を抑制した。結論:著者らの結果は,予後バイオマーカーとしてのATRとp-ATR経路を支持し,ATR機構を標的とすることは卵巣癌の治療における新たな治療法である。Copyright The Author(s), 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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