文献
J-GLOBAL ID:202202225256104467   整理番号:22A1066464

「ひだほまれ」の施肥体系が生育,収量及び品質に及ぼす影響

Effects of Fertilization system on Growth, Yield and Quality in Sake Brewing Rice ‘Hidahomare’
著者 (6件):
資料名:
号: 17  ページ: 1-7  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: L4416A  ISSN: 2186-9103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
「ひだほまれ」は岐阜県内中山間地域で栽培される心白が大きく,大粒の酒造好適米品種である。近年の水稲栽培では労働力が不足しており,省力的な栽培方法の確立が求められている。そこで本研究では,全量基肥を利用した「ひだほまれ」の省力栽培について検討を行った。その結果,全量基肥肥料で栽培した場合,基肥と穂肥体系の慣行栽培体系で栽培した場合と比較し,収量は同等~増加した。ただし,千粒重が小さく,心白発現率,心白率が低くなる傾向がみられたため,それらが酒質へ与える影響を調査したところ,酒質への大きな影響は見られなかった。また,全量基肥肥料の施肥量によっては玄米の粗蛋白質含有率が高くなり,生製酒中のアミノ酸度が高くなる可能性が示唆された。しかし,施肥量の調整でアミノ酸度は制御可能で,適正な施肥量で栽培することで慣行栽培体系と同等の生製酒が得られた。発酵過程においてはもろみ日数は同じか短く,日本酒度はやや低い値であったが,アルコール度数は同様に得られたことから,特別な醸造条件を設定する必要はないと考えられた。これらのことから,玄米の粗蛋白質量に注意を払い,施肥量を調整すれば,省力化のための全量基肥肥料の現地導入が可能であると考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  清酒 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る