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J-GLOBAL ID:202202225414799444   整理番号:22A1026137

細菌感染が疑われる患者における抗生物質エスカレーションをガイドするためのプロカルシトニンの使用:集中治療室におけるプロカルシトニンの新規適用【JST・京大機械翻訳】

Using Procalcitonin to Guide Antibiotic Escalation in Patients With Suspected Bacterial Infection: A New Application of Procalcitonin in the Intensive Care Unit
著者 (7件):
資料名:
巻: 12  ページ: 844134  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:プロカルシトニン(PCT)は,細菌感染の検出において,その感受性と特異性のために合併症を増加させることなく,抗生物質使用を減らすのに有効である。しかし,抗生物質-スペクトルエスカレーションの誘導におけるその役割は研究されていない。この研究は,病原体結果が細菌感染の疑いのあるICU患者に対し知られていない場合,抗生物質スペクトル拡大を示す際のPCTの役割を検証するため行った。方法:これは,2014年1月から2018年6月までの北京連盟医科大学病院に入院した患者を含む単一施設後向き研究であり,細菌感染を疑った。患者を,”PCT警報”の発生の前後で使用した抗生物質スペクトルの変化に従って,「拡大」または「非拡大」群に分けた。主な研究エンドポイントはICU滞在(LIS)の長さであり,7日より長いLISは「延長ICU-stay(PIS)」と定義され,一方,7日に等しいかより短いLISは「非延長-ICU-stay(nPIS)」と定義された。「nPIS」と「PIS」群の患者の間で,人口統計学的,臨床的特徴,および感染特性を比較した。多変量ロジスティック回帰を用いて,PISの独立危険因子を評価した。【結果】合計1109人の患者が含まれ,PIS群の654人,nPIS群の他の455人が含まれた。呼吸器感染は両群の主因であった。PIS群の患者はnPIS群より高齢であった(PIS対nPIS:58.99±16.30対56.12±15.93歳,P=0.002)。ベースライン逐次臓器不全評価(SOFA)スコアは,PIS群とnPIS群で11.16±7.33と9.73±3.70であった。PIS群(PIS対nPIS:27.68対35.38%,P=0.014)において,Fewer患者は「PCT警報」の面において抗生物質エスカレーションを受けた(PIS対nPIS:27.68対35.38%,P=0.014)。多変量ロジスティック回帰モデルにおいて,高齢,より高い心拍数,手術を受けない,より高いベースラインSOFAスコア,および「PCT警報」の面における抗生物質を拡大しなかったことは,長期ICU滞在と関連していた。PISに対する抗生物質エスカレーションのオッズ比は0.582(95%CI:0.365,0.926,P=0.022)であった。結論:病原体のエビデンスが利用できないとき,抗生物質のエスカレーションを誘導するためにPCTを使用することは,細菌感染の疑いのあるICU患者のICU滞在のより短い長さと関連する可能性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  感染症・寄生虫症の治療 
引用文献 (16件):
  • Assink-de Jong E., de Lange D. W., van Oers J. A., Nijsten M. W., Twisk J. W., Beishuizen A. (2013). Stop Antibiotics on Guidance of Procalcitonin Study (SAPS): A Randomised Prospective Multicenter Investigator-Initiated Trial to Analyse Whether Daily Measurements of Procalcitonin Versus a Standard-of-Care Approach can Safely Shorten Antibiotic Duration in Intensive Care Unit Patients-Calculated Sample Size: 1816 Patients. BMC Infect. Dis. 13, 178. doi: doi: 10.1186/1471-2334-13-178
  • Broyles M. R. (2017). Impact of Procalcitonin-Guided Antibiotic Management on Antibiotic Exposure and Outcomes: Real-World Evidence. Open Forum Infect. Dis. 4 (4), ofx213. doi: doi: 10.1093/ofid/ofx213
  • Covington E. W., Roberts M. Z., Dong J. (2018). Procalcitonin Monitoring as a Guide for Antimicrobial Therapy: A Review of Current Literature. Pharmacotherapy 38 (5), 569-581. doi: doi: 10.1002/phar.2112
  • De Waele J. J., Akova M., Antonelli M., Canton R., Carlet J., De Backer D., et al. (2018). Antimicrobial Resistance and Antibiotic Stewardship Programs in the ICU: Insistence and Persistence in the Fight Against Resistance. A Position Statement From ESICM/ESCMID/WAAAR Round Table on Multi-Drug Resistance. Intensive Care Med. 44 (2), 189-196. doi: doi: 10.1007/s00134-017-5036-1
  • Evans L., Rhodes A., Alhazzani W., Antonelli M., Coopersmith C. M., French C., et al. (2021). Surviving Sepsis Campaign: International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock 2021. Crit. Care Med. 49 (11), e1063-e1143. doi: doi: 10.1097/CCM.0000000000005337
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