抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ピリジンジカルボン酸および1,3-ジヒドロキシベンゼンとの共結晶との9-N-(3-イミダゾリルプロピルアミノ)メチルアントラセン(Hanthamida)の塩の自己会合を分析し,固体状態での凝集誘起発光に及ぼすそれらの影響を明らかにした。異なる構造的特徴とプロトン移動が塩と共結晶で観察された。2,6-ピリジンジカルボン酸(H_226pdc)とのHanthamidaの塩は,2[(H_3アントラミダ)]2+[(26pdc)2-(H_26pdc)-]・(H_226pdc)・CH_3OH(1)の異常な組成を有していた。この塩は水素結合アニオンと中性酸分子を有し,カチオンH_3アントラミダ2+が2つの異なる超分子環境で収容された鎖様配列を形成した。一方,Hanthamidaによる3,5-ピリジンジカルボン酸(H_235pdc)の対応する塩は,(H_3アントラミダ)2+(35pdc)2-・4H_2Oの従来の組成を有していた。この塩の自己集合は,その格子中で35pdc2-イオンに水素結合した八量体水クラスタを有していた。そのような塩をレソルシノールの存在下で溶液から調製すると,それらはイオン性共結晶,すなわち[(H_3アントラミダ)]2+[(26pdc)]2-・レゾルc・H_2O・CH_3OH(3)と2[(H_3アントラミダ)]+[(35pdc)]2-・2(resorc)(4)を生じた。イオン性共結晶3の自己集合はジカルボン酸塩によって架橋したジカチオンの水素結合二量体を有した。これらの二量体は水分子によって架橋されて鎖を形成し,そこではレソルシノール分子がそのような鎖を結合する介在分子として見出された。共結晶4は2つのレソルシノールゲスト分子を有し,その1つはホストイオンで集合し,他のレソルシノール分子のカプセル化のための空間を生成した。DFT計算を中性およびイオン種について行い,1~4による固体状態での凝集誘起発光の可能性を表した。2つの異性体酸の添加によって引き起こされるホストの発光の変化は溶液中で区別できなかったが,塩の対応する固体試料は識別可能な発光を有した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】