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J-GLOBAL ID:202202226009741940   整理番号:22A0566579

MALDI-TOF質量分析を用いたAspergillus fumigatus複合分離株におけるアゾール耐性の検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of azole resistance in Aspergillus fumigatus complex isolates using MALDI-TOF mass spectrometry
著者 (25件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 260-266  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3155A  ISSN: 1198-743X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の主目的は,マトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF MS)によるAspergillus fumigatus複合体の種のアゾール耐性を正確に検出することであった。単離体の同定(n=868)を,市販およびインハウスライブラリーの両方を用いてMALDI-TOF MSで行った。アゾール感受性を決定するために,EUCAST E.Def.基準標準として9.3.2法を適用した。耐性分離株の同定をDNA配列分析により確認した。MALDI-TOF MSにより得られた蛋白質スペクトルを分析し,A.fumigatus複合体内の種を識別し,アゾール耐性A.fumigatus sensu stricto分離株を検出した。MALDI-TOF MSにより生成された蛋白質スペクトルに主成分分析(PCA)を適用した事例の100%において,陰窩種からのA.fumigatus sensu strictoの正しい識別を達成した。さらに,特異的ピーク(4586m/z)が陰窩種にのみ存在することが分かった。部分最小二乗(PLS)判別分析の適用は,感受性とアゾール耐性A.fumigatus sensu stricto分離株の間の98.43%(±0.038)識別を可能にした。最後に,PLSとSVMに基づいて,異なるcyp51A遺伝子突然変異を有するA.fumigatus sensu stricto分離株を,症例の91.5%で正しくクラスタ化した。ピーク分析と組み合わせたMALDI-TOF MSは,A.fumigatus複合体内の他の種からA.fumigatus sensu strictoの分化を可能にする新規ツールであり,アゾール耐性A.fumigatus sensu strictoの検出も可能である。更なる研究がまだ必要であるが,ここで報告した結果は,臨床起源のアゾール耐性Aspergillus fumigatus分離株の迅速検出のためのMALDI-TOFと機械学習の大きな可能性を示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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微生物検査法 

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