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J-GLOBAL ID:202202226426470248   整理番号:22A0974785

石遺物の圧密のための水中での高速度論的安定性を有するポリドーパミン修飾ナノ石灰【JST・京大機械翻訳】

Polydopamine-Modified Nanolime with High Kinetic Stability in Water for the Consolidation of Stone Relics
著者 (10件):
資料名:
巻: 14  号: 11  ページ: 13622-13630  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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壁塗装,古代建築,石造物など,ナノ石灰(NL)のような砂岩ベースの遺跡の保存のための有望な無機ナノ材料として,近年ますます注目が集まっている。通常,NLは適用した時にアルコール溶液に分散する必要がある。それにもかかわらず,石の表面へのNLの逆移動現象とアルコールによるNLの遅延炭酸化は,良好な保存効果を保証しなかった。NLを水に分散することは上記の問題を避けることができる。しかし,NL水懸濁液は,非常に貧弱な動力学的安定性を示し,石遺物へのNLの浸透を大きく制限し,また,処理した石材に好ましくない影響をもたらす。ここでは,ポリドーパミン(PDA)修飾NL(PDA@NL)を合成するための容易な方法を開発した。キャラクタリゼーションは,PDAが水素結合によってNL粒子の表面に均一に分布していることを示した。さらに,PDAの存在はNL粒子のサイズを減少させ,これまでに報告されたNLの最高の比表面積を達成した。さらに重要なことに,PDA@NLの水懸濁液は,純粋なNLのものよりはるかに安定である。水中でのPDA@NLの動力学的安定性機構は,NL粒子間のPDAの被覆率によって実現されるNL粒子間のより減少した空間相互作用に起因した。さらに,PDAの被覆率は炭酸化を阻害しなかった。105時間以内で,PDA@NL中のNLは炭酸化を完了し,93.7%の方解石を得,これはNL懸濁液に匹敵する。透過性試験は,PDA@NL懸濁液が,NL懸濁液と比較して,石材試験片を通してはるかに深く浸透することを証明した。さらに,PDA@NLは石材試料の良好な圧密性能を示した。本研究は,NL修飾材料の研究を促進し,文化遺産の保存を促進するNLの修飾のための新しい方向を開く。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  分子化合物 

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