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J-GLOBAL ID：202202226648549048   整理番号：22A0714119

d-HDDR法によるDyフリーNd-Fe-B系異方性ボンド磁石の開発と将来展望

Development and Future Prospects of Nd-Fe-B Anisotropic Bonded Magnets Produced by d-HDDR Method

著者 (4件)： 藤巻匡 (愛知製鋼(株)) ,  山崎理央 (愛知製鋼(株)) ,  堀川高志 (愛知製鋼(株)) ,  三嶋千里 (愛知製鋼(株))
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 69  号： 1  ページ： 3-10(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： DyフリーNd-Fe-B異方性接合磁石は,Nd₂Fe₁₄B化合物の高い磁石特性,およびボンド磁石の形状柔軟性および高い電気抵抗率の優れた特徴を有する。このような優れた特徴を利用して,自動車用の直流モータに利用されてきたが,最近,成形技術の進歩が,ドロンのそれらのような直流ブラシレスモータへの接着磁石の応用を促進してきた。省エネルギーと脱炭素化社会の実現に向けた自動車の電化によって,モータの資源節約が必要とされる。ここで,DyフリーのNd-Fe-B異方性結合磁石を使用するモーターは,渦電流が減少させ,高速回転と小型化を可能するそれらの高い電気抵抗率により,この要件に貢献できる。したがって,そのようなボンド磁石の需要は,さらに増加することが予想される。この論文では,DyフリーNd-Fe-B異方性ボンド磁石の製造プロセスと最近の開発およびその将来の展望について説明している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ボンド磁石 ,  鉄合金 ,  ネオジム含有合金 ,  ホウ素含有合金 ,  ジスプロシウム ,  除去 ,  磁石 ,  *熱処理 ,  *金属粉末
準シソーラス用語： 異方性磁石 ,  *HDDR処理

著者キーワード (6件)： Nd-Fe-B異方性ボンド磁石 ,  HDDR ,  Dyフリー ,  Nd-Fe-B異方性ボンド磁石 ,  HDDR ,  Dyフリー

分類 (2件)： 電磁石  (NA05080G) ,  粉末製造  (WC02020M)

引用文献 (25件)：

• 1) M. Sagawa, S. Fujimura, N. Togawa, H. Yamamoto, Y. Matsuura: J. Appl. Phys., 55 (1984) 2083-2087.
• 2) J. J. Croat, J. F. Herbst, R. W. Lee, F. E. Pinkerton: J. Appl. Phys., 55 (1984) 2078-2082.
• 3) T. Takeshita, R. Nakayama: Proc. 10th Int’l. Workshop on R. E. Magnets & Their Applications, Kyoto, (1989) 551-557.
• 4) D. Book, I. R. Harris: J. Alloys Compd., 221 (1995) 187-192.
• 5) H. Nakamura, S. Sugimoto, T. Tanaka, M. Okada, M. Homma: J. Alloys Compd., 222 (1995) 136-140.

タイトルに関連する用語 (5件)： Dy ,  異方性 ,  ボンド磁石 ,  開発 ,  将来展望