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J-GLOBAL ID:202202226668391528   整理番号:22A0437972

キーアルボウイルスベクター,Aedes albopictusおよびAedes aegypti蚊由来の細胞におけるオートファジーとシンドビスウイルス間の相互作用【JST・京大機械翻訳】

Interplay between autophagy and Sindbis virus in cells derived from key arbovirus vectors, Aedes albopictus and Aedes aegypti mosquitoes
著者 (2件):
資料名:
巻: 90  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0667A  ISSN: 0898-6568  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Aedes albopictusとAedes aegyptiは,ヒトで重大な疾患を引き起こす複数のアルボウイルスを伝達するAedes 蚊の2種である。興味深いことに,Aedes 蚊におけるアルボウイルスの感染は劇的な病理学を引き起こさず,両蚊が持続的感染を許容し,ウイルス複製を非病原性レベルに制限するために進化した機構を持つことを示した。したがって,これらの蚊がどのようにウイルスと相互作用するかを理解することは,関連する蚊媒介疾患を制御するための標的を見つけるのに役立つであろう。オートファジーは,ストレスの多い条件下で細胞質材料の細胞ホメオスタシスおよび再循環の維持で機能する保存された細胞リサイクル過程である。オートファジーはウイルス感染に対する細胞防御機構としても作用する。オートファジーは哺乳類系におけるいくつかのAedes 蚊媒介ウイルスの複製において重要な役割を果たすことが知られている。しかし,それらの一次ベクター,Aedes 蚊におけるこれらのウイルスの複製におけるオートファジーの役割に関する情報はほとんどない。この研究は,Sindbisウイルス(SINV)のオートファジーと複製の間の相互作用が,Aedes albopictus C6/36細胞およびAe.aegypti Aag2細胞で生じることを見出した。さらに,オートファジーとSINV複製間の相互作用のパターンはC6/36細胞とAag2細胞において異なることを見出した。SINVの複製はC6/36細胞において完全なオートファジーを誘導したが,Aag2細胞においてオートファジーを抑制した。さらに,ラパマイシン処理によるオートファジーの誘導は,C6/36細胞におけるSINV複製を制限したが,Aag2細胞におけるSINV複製を促進した。これと一致して,Atg8のダウンレギュレーションによるオートファジーの抑制は,C6/36細胞におけるSINV複製を促進したが,Aag2細胞におけるSINV複製を抑制した。また,C6/36とAag2細胞の両方で,オートファジーとSINV複製の間の相互作用がウイルス侵入後とウイルス集合の前に起こることも分かった。まとめると,本研究は,SINV複製がAedes 蚊細胞におけるオートファジーを操作し,Aedes 蚊におけるウイルス複製において演じる役割オートファジーの強い証拠を提供した。この知見は,Aedes 蚊におけるオートファジーとアルボウイルス複製の間の相関を解明するために基礎を築くものであり,2つのAedes 蚊,Ae.albopictusとAe.aegyptiのウイルス伝染能力の違いを理解するのに役立つ。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
物質索引 (1件):
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