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J-GLOBAL ID:202202226692027831   整理番号:22A1027181

植物蛋白質N-グリコシル化のヒト化後の予想外のアラビノシル化【JST・京大機械翻訳】

Unexpected Arabinosylation after Humanization of Plant Protein N-Glycosylation
著者 (10件):
資料名:
巻: 10  ページ: 838365  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7059A  ISSN: 2296-4185  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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バイオ医薬品として,組換蛋白質は医学において不可欠なツールとなっている。増加する需要は,量だけでなく多様性においても,生産プラットフォームの一定の開発と改良を駆動する。バイオ医薬品上のN-グリコシル化パターンは,活性,血清半減期および免疫原性において重要な役割を果たす。したがって,調整した蛋白質N-グリコシル化による生産プラットフォームは,非常に興味深い。植物ベースシステムは,それらのN-グリカンパターンがヒトとは異なっているが,医薬品関連組換蛋白質を生産する可能性を実証した。植物は,それらのグリコシル化機構の操作に対して大きな可塑性を示し,いくつかのものは,植物型,推定上の免疫原性糖残基の付着を避けるため,既にグリコエンジニアリングされている。これは,ヒトと同一のコア構造を有する複合体型N-グリカンをもたらした。ヒトと比較して,植物はβ1,4-結合ガラクトースと末端シアル酸でこれらのN-グリカンを伸長する能力を欠いている。しかし,いくつかの哺乳類酵素の活性を必要とするこれらの修飾は,Nicotiana benthamianaおよびコケPhyscomitrellaに対して既に達成された。ここでは,キメラβ1,4-ガラクトシルトランスフェラーゼ(FTGT)の導入により達成された,Physcomitrella,ヒトβ1,4-結合末端N-グリカンガラクトシル化における組換え糖蛋白質のシアリル化に向けた最初の段階を示した。このキメラ酵素は,ヒトβ1,4-ガラクトシルトランスフェラーゼの触媒ドメインに融合したコケα1,4-フコシルトランスフェラーゼ膜貫通ドメインから成る。安定なFTGT発現は望ましいβ1,4-ガラクトシル化をもたらした。しかし,未知の同一性の付加的ペントースも観察された。これらのペントースの性質は,その後,ウェスタンブロットと酵素消化によって測定され,続いて質量分析により,α結合アラビノースとしての同定をもたらした。β1,4-ガラクトシル化N-グリカンのペンシル化が以前に報告されているので,例えば,糖工学Nicotiana tabacumで生産された組換えヒトエリスロポイエチンに関して,この現象は植物ベースの生産プラットフォームにとってより一般的に重要である。ヒトに存在しないアラビノースは植物由来産物の完全なヒト化を防ぐ可能性がある。したがって,アラビノースとしてのこれらのペントースの同定は,植物ベースのシステムにおける安全なバイオ医薬品の生産を確実にするためのそれらの廃止のための基礎を作成するので重要である。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  植物の生化学 
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引用文献 (93件):
  • AmosR. A., MohnenD. (2019). Critical Review of Plant Cell Wall Matrix Polysaccharide Glycosyltransferase Activities Verified by Heterologous Protein Expression. Front. Plant Sci. 10, 915. doi: 10.3389/fpls.2019.00915
  • AndersonM. A., SandrinM. S., ClarkeA. E. (1984). A High Proportion of Hybridomas Raised to a Plant Extract Secrete Antibody to Arabinose or Galactose. Plant Physiol. 75, 1013-1016. doi: 10.1104/pp.75.4.1013
  • ArnoldJ. N., WormaldM. R., SimR. B., RuddP. M., DwekR. A. (2007). The Impact of Glycosylation on the Biological Function and Structure of Human Immunoglobulins. Annu. Rev. Immunol. 25, 21-50. doi: 10.1146/annurev.immunol.25.022106.141702
  • BakkerH., BardorM., MolthoffJ. W., GomordV., ElbersI., StevensL. H., et al (2001). Galactose-extended Glycans of Antibodies Produced by Transgenic Plants. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 98, 2899-2904. doi: 10.1073/pnas.031419998
  • BakkerH., RouwendalG. J. A., KarnoupA. S., FlorackD. E. A., StoopenG. M., HelsperJ. P. F. G., et al (2006). An Antibody Produced in Tobacco Expressing a Hybrid Beta-1,4-Galactosyltransferase is Essentially Devoid of Plant Carbohydrate Epitopes. Proc. Natl. Acad. Sci. 103, 7577-7582. doi: 10.1073/pnas.0600879103
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