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J-GLOBAL ID:202202226737567216   整理番号:22A1158185

キトサンナノ粒子中にカプセル封じしたアルミニウムフタロシアニンクロリドにより媒介される多種齲蝕原性バイオフィルムの光不活性化【JST・京大機械翻訳】

Photoinactivation of multispecies cariogenic biofilm mediated by aluminum phthalocyanine chloride encapsulated in chitosan nanoparticles
著者 (6件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 2033-2043  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0311A  ISSN: 0268-8921  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,キトサンナノ粒子(CN)中にカプセル化された塩化アルミニウムフタロシアニン(AlClPc)を特性化し,Streptococcus mutans,Lactobacillus casei,およびCandida albicansから成る多種バイオフィルムの抗菌光線力学療法(aPDT)に適用し,処理後の抗菌活性および乳酸産生を分析した。バイオフィルムは,微好気性菌下で48時間,37°Cで24穴ポリスチレンプレートに形成された。次の群を評価した(n=9):陽性対照として,0.12%クロルヘキシジングルコン酸(CHX);リン酸塩緩衝食塩水(PBS)を負の対照として;2.5%CNを放出車両制御として;用いた製剤の暗毒性制御(AlClPcとAlClPc+CN)を光無しで検証した。PDTでは,30分のインキュベーション時間後に,最終濃度5.8×10-3mg/mLの光増感剤を,LEDデバイス(AlClPc+LとAlClPc+CN+L)を用いて,660nmの可視光により,100J/cm2のエネルギー密度で1分間光照射した。in vitroキットを用いて乳酸を測定した。走査電子顕微鏡(SEM)により生物膜組成と形態を観察した。抗微生物活性は,各微生物のmL当たりのコロニー形成単位(CFU/mL)を定量化することにより分析した。群間の細菌負荷をANOVAとTukey HSD試験(α=0.05)によって分析した。CNおよびAlClPc群と比較して,PDT AlClPc+CN+LおよびCHX群では,より低い乳酸量が観察された。ナノ共役AlClPc+CN+Lによって媒介されたPDTは,陰性対照PBS(p<0.05)と比較して,S.mutans(3.18log10CFU/mL),L.casei(4.91log10CFU/mL),およびC.albicans(2.09log10CFU/mL)の生存率の有意な減少を示した。単離したAlClPcを用いたPDTは,3つの微生物に対してPBSと類似していた(p>0.05)。ナノ共役AlClPc+CN+Lによって媒介されたPDTは,S.mutans,L.casei,およびC.albicansのバイオフィルムに対して効率的であった。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag London Ltd., part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗細菌薬の基礎研究 
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