文献

J-GLOBAL ID：202202226874227904   整理番号：22A0894401

視覚作業記憶に対するココアフラバノールの急性効果:維持と更新【JST・京大機械翻訳】

Acute effects of cocoa flavanols on visual working memory: maintenance and updating

著者 (3件)： Altinok Ahmet (Department of Experimental Psychology, University of Groningen, Groningen, The Netherlands) ,  Karabay Aytac (Department of Experimental Psychology, University of Groningen, Groningen, The Netherlands) ,  Akyuerek Elkan G. (Department of Experimental Psychology, University of Groningen, Groningen, The Netherlands)
資料名： European Journal of Nutrition  (European Journal of Nutrition)
巻： 61  号： 3  ページ： 1665-1678  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0778B  ISSN： 1436-6207  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:ココアフラバノールの消費は,一酸化窒素合成を活性化する能力のため,脳に急性生理的効果がある。一酸化窒素は血管拡張を媒介し,脳血流を増加させ,神経伝達物質としても作用できる。目的:この研究はココアフラバノールが視覚作業記憶(WM)に急性影響を持つかどうかを検討することを目的とした。方法:正常健常若年成人ボランティア(N_Exp1=48およびN_Exp2=32,性別バランス)について,2つの別々の無作為化二重盲検プラセボ対照,対バランスクロスオーバー実験を行った。これらの実験では,ココアフラバノールの415mgを,視覚作業記憶に対する急性効果を試験するために投与した。最初の実験では,WMにおける格子方位の受動維持のみを必要とするタスクにおいてメモリリコール精度を測定した。第2の実験では,WMコンテンツの活性更新(回転)後に思い出しを測定した。習慣的な毎日のフラバノール摂取量,ボディマスインデックス,および性別も,分析において考慮した。結果:結果は,視覚WMの受動維持もWMの能動的更新も,ココアフラバノールの消費により急性に増強されないことを示唆した。共変量(ボディマスインデックスと毎日のフラバノール摂取)による探索分析と性別の被験者間因子も,反応時間と精度に関して,ココアフラバノールの効果の証拠を示さなかった。結論:全体として,ココアフラバノールは,維持中の視覚作業記憶想起性能を改善せず,記憶更新後の再現精度を改善しなかった。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *視覚 ,  反応時間 ,  偽薬 ,  *ココア ,  神経伝達物質 ,  再現性 ,  二重盲検法 ,  一酸化窒素 ,  脳血流 ,  ボディマスインデックス ,  ボランティア ,  コンテンツ
準シソーラス用語： 血管拡張 ,  被験者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ココアフラバノール ,  視覚作業記憶 ,  精神回転

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (1件)： フラバノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 視覚 ,  作業記憶 ,  ココア ,  フラバノール ,  更新