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J-GLOBAL ID:202202227343334784   整理番号:22A0062909

マングローブを用いた津波低減効果の数値モデリング手法に関する検討

NUMERICAL MODELING OF TSUNAMI ATTENUATION EFFECT WITH MANGROVE
著者 (5件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: I_913-I_918(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海岸林やマングローブをはじめとする沿岸植生による,グリーンインフラとしての減災効果が注目されている.特に砕波帯など波動方程式系での解析よりも3次元方程式で計算するほうが望ましいが,複雑な支柱根形状を有するような植生に関しては,細かなモデル化は現状の数値計算処理速度では困難である.そこで,本研究では,マングローブを対象として空隙率で簡易的に再現し,低コストな計算手法の確立を目的とした.物理実験との比較を通してその妥当性を検証するとともに,現地の断面形状を用いて嵩上げ道路と一体となった減災効果を検討した.それにより,数値計算では実験より,多少過小評価ではあるものの,整合した結果が得られたが,支柱根形状からの,多重反射の影響や,計算手法の汎用化の検討が今後の課題である.(著者抄録)
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