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J-GLOBAL ID：202202227642875482   整理番号：22A0560539

RNA配列決定はSlc4a11 KOマウスの角膜内皮代謝,ポンプおよびバリア機能の変化を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

RNA sequencing uncovers alterations in corneal endothelial metabolism, pump and barrier functions of Slc4a11 KO mice

著者 (2件)： Ogando Diego G. (Vision Science Program, School of Optometry, Indiana University, Bloomington, IN, 47405, USA) ,  Bonanno Joseph A. (Vision Science Program, School of Optometry, Indiana University, Bloomington, IN, 47405, USA)
資料名： Experimental Eye Research  (Experimental Eye Research)
巻： 214  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0658B  ISSN： 0014-4835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Slc4a11 KOマウスは,内皮細胞密度の低下なしで,初期年齢で有意な角膜浮腫,変化した内皮形態,およびミトコンドリアROSを示す。角膜浮腫を説明することができる角膜内皮代謝,ポンプおよびバリア機能に関連する経路を見つける目的で,野生型(WT)とKOの間の差次的遺伝子発現プロファイルを調べた。WTおよびSlc4a11 KOマウスから,新鮮に解剖した角膜内皮-Descemetの膜(CEDM)および培養マウス角膜内皮細胞(MCEC)を得た。RNA配列決定Ingenuity Pathway Analysis(IPA)は,いくつかの経路の活性化,阻害または異なる調節を予測した。QPCRとウェスタン分析は,解糖酵素,ミトコンドリア複合体成分およびイオン輸送体のダウンレギュレーションを確認した。機能的試験は,脂肪酸酸化によって補償されなかったグルタミン(Gln)の存在下で,KO CEDMの内皮乳酸産生,細胞外酸性化速度(ECAR),グルタミリシス,および酸素消費速度(OCR)の減少を明らかにした。間質細胞におけるMCT1およびMCT4乳酸輸送体の発現低下とともに,乳酸はKOにおいて有意に上昇した。ATPレベルはKO CEDMで2x高く,Na-K-ATPアーゼ活性の3倍の減少と基底膜局在の減少を伴った。コレステロール生合成,グルタチオン代謝,および密着および接着結合の遺伝子は上昇した。タイトジャンクション構造と皮質細胞骨格の変化は,トランス内皮フルオレセイン透過性の有意な増加を伴うKO角膜内皮で明白である。Slc4a11 KOは解糖,グルタミリシス,乳酸輸送及びNa-K-ATPアーゼ活性の協調的減少を誘導すると結論した。変化したバリア機能と共にこれらの変化は,Slc4a11 KOマウスにおける間質乳酸の蓄積を引き起こし,慢性角膜浮腫をもたらす。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *RNA【核酸】 ,  遺伝子 ,  間質組織 ,  *マウス ,  ミトコンドリア ,  イオン輸送 ,  複合体 ,  *内皮 ,  細胞骨格 ,  内皮細胞 ,  野生型 ,  ダウンレギュレーション ,  酸化ストレス ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸

著者キーワード (7件)： RNA配列決定 ,  角膜内皮ジストロフィー ,  代謝 ,  Na-K-ATPアーゼ ,  バリア機能 ,  酸化ストレス ,  乳酸輸送体

分類 (1件)： 眼の基礎医学  (GP01020C)

物質索引 (2件)： 乳酸 ,  グルタチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： RNA ,  マウス ,  角膜内皮 ,  代謝 ,  バリア機能