抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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面倒だと感じる作業は世の中多く存在するが,人はある場面,ある時間においてその面倒な作業をしようというやる気が高まる時がある.しかし,このやる気は作業の間で任意の休憩を挟むことにより低下してしまうという問題がある.そこで,本研究ではこのやる気の低下を抑えることで,作業の休憩後も同じやる気で作業に取り掛かることができるシステム,TRingを提案する.TRingは,作業部屋に設置したNFCリーダに利用者の身につけているリングをかざすことで,自身の休憩時間を任意で設定し,その時間をディスプレイ上で表示するというものである.利用者自らが休憩時間を設定したこと,利用者以外の誰かにその休憩時間を見られること,休憩中に身につけたリングが頻繁に視界に入ることで作業のやる気を彷彿させること,これら3つの影響により自発的な行動を促す.本システムを用いた評価実験を行い,その結果から得られたシステムの有用性,今後の課題について報告する.(著者抄録)