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J-GLOBAL ID：202202228123780618   整理番号：22A1041384

重度のCOVID-19患者は発達中のうつ病のより大きなリスクが高い理由: 分子的展望【JST・京大機械翻訳】

Why Severe COVID-19 Patients Are at Greater Risk of Developing Depression: A Molecular Perspective

著者 (3件)： Boucas Ana P. (Sunshine Coast Mind and Neuroscience Thompson Institute, University of the Sunshine Coast, Sunshine Coast, Queensland, Australia) ,  Rheinheimer Jakeline (Postgraduate Program in Medical Sciences: Endocrinology, Universidade Federal do Rio Grande do Sul, Porto Alegre, Brazil) ,  Lagopoulos Jim (Sunshine Coast Mind and Neuroscience Thompson Institute, University of the Sunshine Coast, Sunshine Coast, Queensland, Australia)
資料名： Neuroscientist  (Neuroscientist)
巻： 28  号： 1  ページ： 11-19  発行年： 2022年 
JST資料番号： W5353A  ISSN： 1073-8584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 優勢な証拠は,重度のCOVID-19患者が,”サイトカイン嵐”に起因する炎症の悪化レベルを示す免疫系の過反応を有するようであることを示唆する。この初期段階では,COVID-19を支えている機構は,まだ強い精査を受け,疾患の結果としての長期精神衛生結果は不明である。ここでは,重度のCOVID-19を生存し,免疫系の有意な活性化を経験する患者が,うつ病発症のリスクが大きいという仮説を考察した。サイトカインストームとして知られる現象は酵素インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼ(IDO-1)を劇的に活性化し,キヌレニン代謝産物の増加をもたらす。キヌレニンは脳内のIDO-1により代謝され,ケモカインを産生し,長期曝露は長期脳障害を生じる。本論文では,SARS-CoV-2神経浸潤がアンギオテンシン変換酵素2ダウンレギュレーションによりアンギオテンシンIIの局所レベルを増加させる可能性も提案した。したがって,アンギオテンシンIIは,酸化促進および炎症促進作用を生じるキヌレニン代謝産物を増加させることができ,認知機能の障害,酸化ストレスの増強および脳由来神経栄養因子の減少をもたらした。このようなサイトカインストームを経験している患者は,うつ病のような長期精神病のリスクが増加している可能性がある。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化 ,  脳 ,  炎症 ,  精神病 ,  代謝産物 ,  *うつ病 ,  精神衛生 ,  脳疾患 ,  ダウンレギュレーション ,  サイトカイン ,  アンギオテンシンII ,  ケモカイン ,  酸化ストレス ,  アミノ酸 ,  芳香族アミン ,  芳香族ケトン ,  ジアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 免疫系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： サイトカインストーム ,  重症COVID-19 ,  長期精神疾患 ,  脳機能障害 ,  うつ病

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  精神障害  (GR03000A) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： キヌレニン

タイトルに関連する用語 (6件)： 患者 ,  発達 ,  うつ病 ,  リスク ,  分子 ,  展望