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J-GLOBAL ID:202202228180777720   整理番号:22A0553513

パルス磁場下の磁気ビーズを用いた赤血球膜電荷の観察【JST・京大機械翻訳】

Observation of Red Blood Cell Membrane Charge Using Magnetic Beads Under Pulsed Magnetic Field
著者 (3件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: ROMBUNNO.5400105.1-5  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0339B  ISSN: 0018-9464  CODEN: IEMGAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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赤血球(RBC)の凝集は血管循環を障害する多くの因子の一つであり,ゼータ電位と密接に関連する。パルス磁場(PMF)はRBC凝集と移動性の改善に有効である。従って,本研究は,負に荷電した磁性ビーズ(MBs)を用いてRBC膜電荷の変化を間接的に観察し,ζ電位によるRBC凝集に対するPMFの影響を明らかにした。ヘマトクリット(Ht)と血漿の濃度は各人で異なるので,ζ電位を客観的にするために,RBC懸濁液を蛋白質フリー緩衝液であるリン酸緩衝生理食塩水(PBS)を用いて調製し,RBC凝集を防止する。また,Tert-ブチルヒドロペルオキシド(tBHP)を用いて,腫瘍細胞または炎症環境におけるRBC凝集を理解するための薬剤を酸化した。PMF刺激装置は,1Hzのパルス間隔で102μsの遷移時間で0.27Tの最大強度を有した。MBに付着したRBCの数は対照群よりPMF群で高かった。さらに,酸化血液において,MBに付着したRBCの数は対照群のそれと比較して減少したが,PMF処理後に増加した。PMF処理群では,RBCsに付着した多数のMBも観察された。これらの結果は,PMFの瞬時フラックス変化がRBC膜上の負電荷密度を増加させ,それによってRBCs間のゼータ電位を増加させ,RBCsの脱凝集を誘導し,最終的に血液循環の改善に寄与すると解釈できた。PMFは,血液循環障害を予防するための非侵襲的治療として使用できる可能性を示唆する。さらなる研究は,アテローム性動脈硬化症,血栓症および高血圧のような心血管疾患患者における血漿濃度の変化に対するPMFの効果を検証する必要がある。Copyright 2022 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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電動機  ,  電子・磁気・光学記録 
タイトルに関連する用語 (5件):
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