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J-GLOBAL ID:202202228329573891   整理番号:22A0447876

リネゾリド治療中の嘔吐の危険因子の調査:後ろ向き観察研究【JST・京大機械翻訳】

Investigation of the risk factors of vomiting during linezolid therapy: a retrospective observational study
著者 (9件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 279-286  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0208A  ISSN: 0031-6970  CODEN: EJCPAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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目的:いくつかの臨床研究は,リネゾリド(LZD)投与による吐き気と嘔吐の発生を報告している。しかし,一次エンドポイントとして吐き気と嘔吐を評価した研究はない。以前の研究では,LZDと嘔吐の間の可能な関係を認めたが,危険因子は同定されなかった。したがって,本研究の目的はそれらを同定することであった。方法:2008年9月から2019年4月までの北海道大学病院で1日2回LZD600mgを受けた患者を,この後ろ向き観察研究に登録した。患者特性,同時投薬,臨床検査データ,および嘔吐の発生を,電子カルテから得た。ロジスティック回帰分析を行い,年齢,性別,体重,同時投薬,および手術を含む嘔吐の危険因子を同定した。結果:合計496人の患者が本研究に含まれ,そのうち90人は嘔吐を経験した。多変量ロジスティック回帰分析によって,女性性(調整オッズ比[aOR],2.69;95%信頼区間[CI],1.62~4.47),LZD投与の10日(aOR,2.57;CI,1.46~4.50),および低ナトリウム血症(aOR,2.96;CI,1.72~5.10)は,嘔吐の独立危険因子として同定され,セロトニン作動性薬剤(aOR,0.23;CI,0.07~0.82)の投与は,負の相関があった。結論:この研究は,LZDが誘導する嘔吐に対するリスク因子の同定に成功した。これらの危険因子を有する患者の注意深いモニタリングは,より安全で持続可能なLZD投与につながる可能性がある。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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抗細菌薬の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症の治療 
物質索引 (1件):
物質索引
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