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J-GLOBAL ID：202202228533888183   整理番号：22A0591533

テラヘルツ波技術の実用化のためのイメージング応用に関する研究

著者 (1件)： 中西篤司 (浜松ホトニクス 中研)
資料名： 日本赤外線学会誌  (Journal of the Japan Society of Infrared Science and Technology)
巻： 31  号： 2  ページ： 102-103  発行年： 2022年02月01日 
JST資料番号： L1291A  ISSN： 0916-7900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・テラヘルツ(THz)波に関する研究業務を経て,近年,THz非線形量子カスケードレーザ(THz-QCL)の応用を研究。
・THz光源は多種多様であるが,半導体光源の1つとしてTHz量子カスケードレーザに着目したが,冷却動作などが問題。
・これを解決するために,冷却不要で非常にコンパクトなTHz-QCLを開発し,その光源としての利用可能性を検討。
・THz-QCLの広帯域特性を活かした分光イメージングの例について紹介。
・分光イメージングサンプルとして,アミノ酸の一種であり,D体とDL体でTHz波の吸収ピークが異なるヒスチジンを利用。
・THz-QCLを利用することで,校正不要で分光イメージングができることが判明。
・医薬材料の結晶多形,水和状態の違いなどの区別にも利用できることを指摘。

シソーラス用語： *テラヘルツ波 ,  *画像診断 ,  *撮像 ,  画像処理 ,  実用化 ,  量子カスケードレーザ ,  可能性 ,  アミノ酸 ,  多形 ,  広帯域 ,  周波数帯 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： THz波 ,  *テラヘルツイメージング ,  光イメージング ,  利用可能性

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  光源  (BD07020D)

物質索引 (1件)： ヒスチジン

引用文献 (13件)：

• A. Nakanishi et al.: Rev. Sci. Instr. 83 (2012) 033103.
• A. Nakanishi et al.: Opt. Express 27 (2019) 1884.
• A. Nakanishi et al.: Appl. Sci. 10 (2020) 5926.
• A. Nakanishi et al.: Appl. Opt. 59 (2020) 9169.
• A. Nakanishi et al.: Electronics 10 (2021) 336.

タイトルに関連する用語 (5件)： テラヘルツ波 ,  実用化 ,  イメージング ,  応用 ,  研究