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J-GLOBAL ID:202202228742587282   整理番号:22A0431516

サーチュイン6はFcεRIシグナル伝達とアナフィラキシー応答の負の調節因子である【JST・京大機械翻訳】

Sirtuin 6 is a negative regulator of FcεRI signaling and anaphylactic responses
著者 (6件):
資料名:
巻: 149  号:ページ: 156-167.e7  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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同族アレルゲンに対する結合IgEは肥満細胞におけるFcε受容体I(FcεRI)の凝集を引き起こし,LynとSykを含む受容体関連Srcファミリーチロシンキナーゼの活性化をもたらす。蛋白質チロシンホスファターゼ,受容体型C(PTPRC)はCD45としても知られており,Lynの阻害チロシンの脱リン酸化によるFcεRIシグナル伝達の正の調節因子として出現している。NAD+依存性デアセチラーゼであるサーチュイン6(Sirt6)は抗炎症特性を示す。しかし,Sirt6がアナフィラキシーを含む肥満細胞関連疾患を減弱するかどうかは決定されていない。マウス骨髄由来肥満細胞(BMMCs)およびヒト臍帯血由来肥満細胞におけるIgE架橋後,FcεRIシグナル伝達および肥満細胞脱顆粒を測定した。in vivoでの肥満細胞活性化におけるSirt6の機能を調べるために,受動全身アナフィラキシー(PSA)および受動皮膚アナフィラキシー(PCA)の肥満細胞依存性動物モデルを用いた。Sirt6欠損BMMCsは野生型BMMCsと比較してIgE-FcεRI仲介シグナル伝達と脱顆粒を増強した。Sirt6ノックアウトマウスから得たBMMCsによる肥満細胞欠損KitW-sh/W-shマウスの再構成は,野生型BMMCsで移植されたマウスと比較して,より重度のPSAとPCAを発現した。同様に,Sirt6の遺伝子過剰発現または薬理学的活性化は,肥満細胞脱顆粒を抑制し,PCAに対する反応を鈍化した。機構的に,Sirt6欠損はヒストンH3をアセチル化することによりPTPRC転写を増加させ,BMMCsにおけるFcεRIの凝集を増強した。最後に,ヒト肥満細胞におけるPTPRCとFcεRIシグナル伝達のSirt6調節を再現した。Sirt6はPTPRC転写を抑制することにより肥満細胞におけるFcεRIシグナル伝達カスケードの負の調節因子として作用する。したがって,Sirt6の活性化は,アナフィラキシーに対する有望で新しい治療戦略を示す可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  細胞生理一般 
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