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J-GLOBAL ID:202202228874450036   整理番号:22A0710635

男女どちらかに規定されないX ジェンダーの多様な性自認に起因する被服体験の質的分析

A Qualitative Analysis of the Non-binary and Genderqueer People’s Clothing Experiences Caused by Various Gender Identities
著者 (1件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 35-49(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: G0575A  ISSN: 0037-2072  CODEN: SESKB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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X ジェンダー(男女どちらでもない,あるいは男女どちらでもある,あるいは性という概念すらもたない性自認をもっており,その性自認が流動することもある人)の被服体験を調べるために,X ジェンダー20 名にインタビューして質的分析した.その結果,X ジェンダーの多様な性自認が起因となる性別違和が「被服によって提示したい自己」を生じていることと,ここから始まる被服体験の構造が明らかになった.そこでは,自分の周りの受容によって被服体験が異なり,男女二分化した社会の影響を受けている.X ジェンダーは生まれながらの身体的特徴を隠す工夫をしているが,MtX(Male to X)とFtX(Female to X)には,この身体的特徴を隠す行動にも違いがあり,性自認と性役割にも違いがあること,MtX は女性に憧れる被服行動をするがFtX は女性から逃げていることが被服行動にも現れていることがわかった.また,X ジェンダーに近い特性を持つ女子大学生10 名にもインタビューを行って,X ジェンダーの概念と比較した.(著者抄録)
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関連産業 
引用文献 (21件):
  • 1 高原南,寺尾香澄;X ジェンダーの被服体験-性別の枠を越えたファッションサービス のUXデザイン,東京女子大学コミュニケーション専攻卒業論文(2018)
  • 2 Von Hippel, E;Lead Users: A Source of Novel Product Concepts, Management Science, 32 (7): 791-806, doi:10.1287/ mnsc.32.7.791, JSTOR 2631761(1986)
  • 3 安藤昌也;UX デザインの教科書,丸善出版(2016)
  • 4 森永貴彦;LGBTを知る,日本経済新聞出版社(2018)
  • 5 加藤秀一;はじめてのジェンダー論,有斐閣ストゥディア(2017)
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