文献
J-GLOBAL ID:202202228884443696   整理番号:22A0818738

八ヶ岳におけるヤマネの巣箱利用-高さ選択に注目して-

Use of nest boxes, with reference to height selection, by Japanese dormouse at Mt. Yatsugatake, central Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 61-67(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: Y0375A  ISSN: 0385-437X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2013年5月に八ヶ岳の亜高山帯のカラマツLarix kaempferi林で同じ樹木の高さ0.5 mと1.8 mに43対(86個)の巣箱を設置し,2013年9月,11月,2014年5月,9月の4回点検してヤマネGlirulus japonicusなどによる利用を調べた.その結果,利用されたのべ108個の巣箱のうち101個(93.5%)はヤマネが利用したことがわかった.巣箱は高さ1.8 mのほうが高さ0.5 mよりも有意に多く利用された.ヤマネによる利用率は通算で27.7%と高く,特に9月には40-50%と非常に高かった.ヤマネは巣材としてコケ,サルオガセ,樹皮などを利用し,巣箱ごとに特定の材料が重量のほとんどを占めていた.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学 
引用文献 (22件):
  • 饗場葉留果・湊 秋作・岩渕真奈美・湊 ちせ・小山泰弘・若林千賀子・森田哲夫.2016.ニホンヤマネにおける繁殖巣の巣材・構造および繁殖事例の報告.日本環境動物昆虫学会誌 27: 1-7.
  • 安藤元一.2005.樹上性齧歯類を対象とした巣箱調査法の検討.哺乳類科学 45: 165-176.
  • Juškaitis, R. 1997. Use of nestboxes by the common dormouse (Muscardinus avellanarius L.) in Lithuania. Natura Croatica 6: 177-188.
  • 小林朋道.2011.鳥取県智頭町芦津森林で見られた樹上性齧歯類や鳥類の巣箱の使い分け.鳥取県立博物館研究報告 48: 95-101.
  • Madikiza, Z. J. K., Bertolino, S., Baxter, R. M. and Do Linh San, E. 2010. Nest box use by woodland dormice (Graphiurus murinus): the influence of life cycle and nest box placement. European Journal of Wildlife Research 56: 735-743.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る