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J-GLOBAL ID：202202228921035501   整理番号：22A1156079

持続的腎置換療法中のセフィデロコールの薬物動態,薬力学および用量最適化【JST・京大機械翻訳】

Pharmacokinetics, Pharmacodynamics, and Dose Optimization of Cefiderocol during Continuous Renal Replacement Therapy

著者 (6件)： Wenzler Eric (Department of Pharmacy Practice, College of Pharmacy, University of Illinois at Chicago, Chicago, IL, USA) ,  Butler David (Department of Pharmacy Practice, College of Pharmacy, University of Illinois at Chicago, Chicago, IL, USA) ,  Tan Xing (Department of Pharmacy Practice, College of Pharmacy, University of Illinois at Chicago, Chicago, IL, USA) ,  Katsube Takayuki (Clinical Pharmacology and Pharmacokinetics, Shionogi & Co., Ltd., Osaka, Japan) ,  Wajima Toshihiro (Clinical Pharmacology and Pharmacokinetics, Shionogi & Co., Ltd., Osaka, Japan) ,  Wajima Toshihiro (Clinical Pharmacology, IDEC Inc., Tokyo, Japan)
資料名： Clinical Pharmacokinetics  (Clinical Pharmacokinetics)
巻： 61  号： 4  ページ： 539-552  発行年： 2022年 
JST資料番号： A0432D  ISSN： 0312-5963  CODEN： CPKNDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:重症感染症の重症患者における連続腎置換療法(CRRT)の必要性は,臨床的失敗,耐性の出現および過剰死亡率と関係する。これらの不良な転帰は,CRRT中の標的薬物動態/薬力学(PK/PD)閾値の達成に,部分治療抗菌剤曝露と失敗の大部分に起因する。セフィデロコールは,耐性病原体に対して広いin vitro活性を有する新規シデロホア型セファロスポリンであり,この集団での投与を誘導するデータの欠如にもかかわらず,CRRTを受けている患者を含む重症患者を治療するためにしばしば使用される。目的:本研究の目的は,in vitroおよびin vivoでのCRRT中のセフィデロコールのPKおよびPDを評価し,最適な投与推奨を提供することであった。方法:セフィデロコールのPKと透析クリアランスを,種々のモード,フィルタータイプ,および流出流量を通して確立されたin vitro CRRTモデルによって評価した。これらのデータを,第III相臨床試験からCRRTを受けながらセフィデロコールを受けている9人の患者からのin vivoPKデータと組み合わせた。最適投与処方と目標達成(PTA)のそれぞれの確率を,ベイズ推定と各流出流量での1000-被験者モンテカルロシミュレーションによる確立された集団PKモデルによって評価した。【結果】in vitro CRRT中の全平均ふるい/飽和係数は,すべてのモード,フィルタータイプ,流出流量,および置換液希釈のポイントで0.90であった。吸着は10.9%で無視できた。3方向分散分析(ANOVA)と多重線形回帰分析は,流出流量がCRRT中のクリアランスの一次駆動因子であり,正常腎機能の患者で観察される全身曝露に適合するのに必要な最適セフィデロコール用量を計算するために使用できることを示した。セフィデロコールの第III相臨床試験からCRRTを受けた9人の患者におけるこれら流出流量に基づく最適用量のベイズ推定は,正常腎機能患者(1709±539mg・h/L対1494±58.4mg・h/L;p=0.26)で,濃度-時間曲線値の下で同程度の平均(±標準偏差)領域を明らかにした。モンテカルロシミュレーションは,これらの用量が0.5から5L/hの廃水流量で最小抑制濃度≦4mg/Lに対して>90%PTAを達成したことを確認した。結論:本研究から開発した最適投与処方はセフィデロコールの処方情報に取り込まれ,CRRTに対する標識投与で初めておよび唯一の抗菌剤となった。今後の臨床研究は,これらの処方の有効性と安全性を確認するために保証される。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Switzerland AG 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 吸着 ,  *最適化 ,  流量 ,  クリアランス ,  処方 ,  Bayes推定 ,  *薬物動力学 ,  臨床試験 ,  患者 ,  *用量 ,  セファロスポリン類 ,  最小発育阻止濃度 ,  in vitro実験 ,  *薬力学
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D) ,  その他の泌尿生殖器疾患の治療  (GM05040R) ,  生物薬剤学(臨床)  (GY01022L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 持続的腎置換療法 ,  薬物動態 ,  薬力学 ,  用量 ,  最適化