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J-GLOBAL ID:202202229028790180   整理番号:22A0923840

ブラジキニン誘導皮膚溢出に対するシクロオキシゲナーゼ-1依存性プロスタサイクリン合成の寄与【JST・京大機械翻訳】

Contribution of cyclooxygenase-1-dependent prostacyclin synthesis to bradykinin-induced dermal extravasation
著者 (10件):
資料名:
巻: 148  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非アレルギー血管浮腫は,ブラジキニンの蓄積とその後のブラジキニン2型受容体(B2)の活性化に起因する潜在的に生命を脅かす状態である。COX活性がB2シグナル伝達において中心的な役割を果たすので,本研究の目的は,プロスタグランジンが主要なメディエーターであり,COX,COX-1またはCOX-2が主に関与するかどうかを決定することであった。C57BL/6およびCOX-1欠損マウス(COX-1-/-)におけるブラジキニン誘発皮膚血管外漏出に対するCOX,5-リポキシゲナーゼ,エポキシエイコサトリエン酸生成,サイトゾルホスホリパーゼA_2αおよび種々のプロスタグランジン受容体アンタゴニストの阻害剤の効果を評価するためにMilesアッセイを用いた。加えて,プロスタサイクリン代謝物6-ケト-PGF_1αを,C57BL/6およびヒト皮膚微小血管内皮細胞からの皮下組織でELISAにより定量した。後者では,6-ケト-PGF_1αも定量され,LC-MS/MSによって同定された。イブプロフェンとジクロフェナクによる非特異的COX阻害は,C57BL/6でB2が仲介する皮膚血管外漏出を有意に低下させたが,COX-1-/-ではしなかった。同様に,サイトゾルホスホリパーゼA_2αの阻害は同様の効果を示した。さらに,COX-1-/-における血管外漏出は一般的にC57BL/6より低かった。用いたプロスタグランジンアンタゴニストのうち,プロスタサイクリン受容体アンタゴニストRO1138452のみが皮膚血管外漏出の有意な減少を示した。さらに,6-ケト-PGF_1α濃度は,C57BL/6からの皮下組織およびヒト皮膚微小血管内皮細胞におけるブラジキニン処理後に増加し,この増加はジクロフェナクにより消失した。本知見はCOX-1依存性プロスタサイクリン産生が小皮膚血管におけるB2の活性化後の皮膚血管外漏出に決定的に関与することを示唆する。プロスタサイクリン産生および/またはシグナル伝達のターゲティングは,非アレルギー血管浮腫の急性治療に適した選択肢であるように思われる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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生理活性ペプチド  ,  末梢神経系  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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