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J-GLOBAL ID:202202229289536079   整理番号:22A0795212

カルバミル化ソルチリンは慢性腎臓病患者における心血管石灰化と関連する【JST・京大機械翻訳】

Carbamylated sortilin associates with cardiovascular calcification in patients with chronic kidney disease
著者 (24件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 574-584  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0559B  ISSN: 0085-2538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞内ソーティング受容体であるソルチリンは,一般集団における心血管危険因子として同定されている。慢性腎臓病(CKD)患者は,石灰化のような心血管合併症の発症に非常に感受性が高い。しかし,ソルチリンの特異的CKD誘導翻訳後蛋白質修飾とそれらの心血管石灰化への関連は不明である。これを検討するため,循環ソルチリンのカルバミル化に対する2種類の独立したCKDコホートを検討し,標的化質量分析を用い,腎機能低下のあるソルチリンの細胞外ドメインでカルバミル化ソルチリンリジン残基の増加を検出した。構造分析は,カルバミル化ソルチリンによるリガンド結合の変化を予測し,これは表面プラズモン共鳴測定を用いた結合研究により検証され,インターロイキン6のin vitroカルバミル化ソルチリンへの親和性の増加を示した。さらに,カルバミル化ソルチリンは,インターロイキン6によって加速されたin vitroおよびex vivoでの血管石灰化を増加させた。ヒト石灰化動脈の質量分析によるイメージングは,in situカルバミル化ソルチリンを明らかにした。CKD患者では,ソルチリンカルバミル化は,年齢および腎機能とは無関係に,冠動脈石灰化と関係した。さらに,カルバミル化ソルチリンの患者は,ソルチリンカルバミル化のない患者より冠動脈石灰化の有意に速い進行を示した。したがって,カルバミル化ソルチリンは心血管石灰化の危険因子であり,CKD患者における心血管合併症の上昇に寄与する可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 

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