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J-GLOBAL ID:202202229530889963   整理番号:22A1155600

コムギにおける熱ストレス応答と変性蛋白質応答の連結における熱ストレス転写因子A6b(TaHsfA6b)の機能的役割の解明【JST・京大機械翻訳】

Elucidating the functional role of heat stress transcription factor A6b (TaHsfA6b) in linking heat stress response and the unfolded protein response in wheat
著者 (3件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 621-634  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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鍵となるメッセージ:TaHsfA6b-4Dは熱ストレスにより細胞内に再局在化し,細胞ホメオスタシスを維持するように,非折畳み蛋白質応答に対する熱ストレス応答の連結において重要な役割を担っている。暑熱ストレス転写因子(Hsfs)は,熱ストレス(HS)に対する植物の保護に重要な役割を果たす。コムギの場合,TaHsfA6b-4D(TaHsfA2dとして知られる)は,種子優先転写因子として同定され,その役割は,熱,塩および干ばつストレスのような種々の非生物的ストレスで示されている。本研究では,TaHsfA6b遺伝子(TaHsfA6b-4A)のホメオログを同定し,転写的に不活性であるが,核に局在することを見出した。興味深いことに,TaHsfA6b-4Dは非ストレス条件下で小胞体-Golgi複合体とペルオキシソームに局在していたが,HSで核に蓄積することが観察された。TaHsfA6b-4Dの発現は,既知のERストレス誘導因子であるジチオトレイトール(DTT)によりアップレギュレートされた。これと一致して,TaHsfA6b-4Dを過剰発現するArabidopsisトランスジェニック植物は,DTT含有培地上でより良く機能し,野生型植物と比較して,これらのトランスジェニック植物におけるERストレスマーカー遺伝子の発現増加でさらに裏付けられた。したがって,これらの研究は,TaHsfA6b-4Dが熱ストレスで細胞内に再局在化し,熱ストレス下の細胞内部の蛋白質ホメオスタシスを維持するように,熱ストレス応答との変性蛋白質応答の連結において重要な役割を果たす可能性があることを示唆する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature B.V. 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  植物に対する影響 

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