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J-GLOBAL ID:202202229737130694   整理番号:22A0750056

非小細胞肺癌におけるまれなEGFR変異p.L747Pのリフトベイル:分子的特徴とチロシンキナーゼ阻害剤に対する標的化感受性【JST・京大機械翻訳】

The Lifted Veil of Uncommon EGFR Mutation p.L747P in Non-Small Cell Lung Cancer: Molecular Feature and Targeting Sensitivity to Tyrosine Kinase Inhibitors
著者 (13件):
資料名:
巻: 12  ページ: 843299  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:上皮成長因子受容体(EGFR)エキソン19における稀なp.L747P変異は,進行性非小細胞肺癌(NSCLC)と診断された患者におけるチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)に対する応答を変えることを明らかにする。しかし,根底にある機構はまだ明確ではない。本研究は,p.L747P変異に対する現在利用可能なEGFR TKIの臨床転帰,結合親和性および作用機序を検討することを目的とした。材料と方法:異なる世代のEGFR TKIを受けたp.L747P変異を有するNSCLC患者の臨床データを,医療記録から収集した。p.L747Pの計算構造を構築し,in vitro細胞キナーゼ阻害アッセイおよびマウス異種移植実験を行い,多様なEGFR TKIの結合親和性および抗腫瘍活性を予測し,確認した。【結果】p.L747P突然変異を有する合計5つの転移性NSCLC患者を最終分析に含めた。第2世代(2G)TKIアファチニブで治療した患者は,第1世代(1G,範囲1.4~5.5か月)または第3世代(3G,範囲1.6~7.5か月)TKIより,数値的に長い無増悪生存(範囲2.4~8.5か月)を達成した。1Gまたは3G TKIを投与した患者のどれも腫瘍反応を達成したが,アファチニブで治療された患者の2/3は部分反応を達成した。動力学シミュレーションは,2G TKIがp.L747P変異に対して最良の結合親和性を示すと予測した。細胞キナーゼ阻害アッセイとマウス異種移植実験は,アファチニブがp.L747P変異細胞を強力に阻害でき,p.L747P変異腫瘍増殖(P<0.001)を有意に減少させ,EGFRとその下流シグナリングの燐酸化を減じることを確認した。結論:EGFRエキソン19における珍しいp.L747P突然変異は,第1世代EGFR TKIに対する不良な反応をもたらした。アファチニブは,この特異的な変化に対し,オシメルチニブと比較し,より良い臨床的反応と結合親和性を示した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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呼吸器の腫よう  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
引用文献 (43件):
  • Torre LA, Bray F, Siegel RL, Ferlay J, Lortet-Tieulent J, Jemal A. Global Cancer Statistics, 2012. CA Cancer J Clin (2015) 65(2):87-108. doi: doi: 10.3322/caac.21262
  • Midha A, Dearden S, McCormack R. EGFR Mutation Incidence in Non-Small-Cell Lung Cancer of Adenocarcinoma Histology: A Systematic Review and Global Map by Ethnicity (Mutmapii). Am J Cancer Res (2015) 5(9):2892-911. doi: 10.3322/caac.21262
  • Paez JG, Jänne PA, Lee JC, Tracy S, Greulich H, Gabriel S, et al. EGFR Mutations in Lung Cancer: Correlation With Clinical Response to Gefitinib Therapy. Science (2004) 304(5676):1497-500. doi: doi: 10.1126/science.1099314
  • Gu D, Scaringe WA, Li K, Saldivar JS, Hill KA, Chen Z, et al. Database of Somatic Mutations in EGFR With Analyses Revealing Indel Hotspots But No Smoking-Associated Signature. Hum Mutat (2007) 28(8):760-70. doi: doi: 10.1002/humu.20512
  • Shigematsu H, Lin L, Takahashi T, Nomura M, Suzuki M, Wistuba II, et al. Clinical and Biological Features Associated With Epidermal Growth Factor Receptor Gene Mutations in Lung Cancers. J Natl Cancer Inst (2005) 97(5):339-46. doi: doi: 10.1093/jnci/dji055
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