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J-GLOBAL ID:202202229814077196   整理番号:22A1176620

ファレロールはマクロファージとNLRP3の標的化により心筋虚血/再潅流傷害を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Farrerol Alleviates Myocardial Ischemia/Reperfusion Injury by Targeting Macrophages and NLRP3
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  ページ: 879232  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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心筋虚血/再灌流(I/R)損傷は,高い死亡率と罹患率と関連するが,治療はない。ロドーナから抽出した活性化合物であるファレロール(FA)は,抗菌,抗炎症および抗酸化活性を有するが,I/R損傷におけるFAの効果および機構は不明のままである。ここでは,FAが心筋I/Rをin vivoで緩和し,心筋傷害因子(CK-MB,LDH,トロポニン-1およびNT-proBNP)の分泌を低下することを見出したが,炎症因子(IL-1β,IL-6およびTNF-α)の放出を抑制した。また,FAは抗酸化酵素のレベルを高め,酸化産物を還元することによって過度の酸化ストレスを軽減することができた。そして,アポトーシス関連蛋白質(切断カスパーゼ-3,BaxおよびBcl-2)の発現を減少させた。しかし,オートファジー経路の阻害またはNrf2遺伝子のノックアウトは,FAの心筋保護作用を排除しなかったが,興味深いことに,マクロファージクリアランスおよびNlrp3欠損は,FAの心筋保護効果を効果的に阻害した。加えて,FAはNLRP3とNEK7の干渉によりNLRP3インフラマソーム活性化を抑制した。結論として,これらの結果は心筋I/Rに対する薬剤標的化マクロファージ治療を支持し,FAが心筋I/Rに対する臨床治療における免疫調節剤として使用できることを示す。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  心臓作用薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 
引用文献 (47件):
  • Ait-AissaK., HeisnerJ. S., Norwood ToroL. E., BruemmerD., DoyonG., HarmannL., et al (2019). Telomerase Deficiency Predisposes to Heart Failure and Ischemia-Reperfusion Injury. Front. Cardiovasc. Med. 6, 31. doi: 10.3389/fcvm.2019.00031
  • AustynJ. M., GordonS. (1981). F4/80, a Monoclonal Antibody Directed Specifically against the Mouse Macrophage. Eur. J. Immunol. 11 (10), 805-815. doi: 10.1002/eji.1830111013
  • BurkeR. M., DaleB. L., DholakiaS. (2021). The NLRP3 Inflammasome: Relevance in Solid Organ Transplantation. Int. J. Mol. Sci. 22 (19), 10721. doi: 10.3390/ijms221910721
  • CadenasS. (2018). ROS and Redox Signaling in Myocardial Ischemia-Reperfusion Injury and Cardioprotection. Free Radic. Biol. Med. 117, 76-89. doi: 10.1016/j.freeradbiomed.2018.01.024
  • CuiB., ZhangS., WangY., GuoY. (2019). Farrerol Attenuates β-amyloid-induced Oxidative Stress and Inflammation through Nrf2/Keap1 Pathway in a Microglia Cell Line. Biomed. Pharmacother. 109, 112-119. doi: 10.1016/j.biopha.2018.10.053
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