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J-GLOBAL ID:202202229855787164   整理番号:22A0970783

多孔性マイクロプレートにおける藻類由来栄養素の空間的勾配に対する細菌応答【JST・京大機械翻訳】

Bacterial response to spatial gradients of algal-derived nutrients in a porous microplate
著者 (8件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1036-1045  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4507A  ISSN: 1751-7362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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光合成微細藻類は,有機物への地球規模の大気CO_2固定の50%の原因であり,再生可能な生物エネルギー源としての可能性がある。周囲の微生物群(藻類ミクロビオーム)とのそれらの代謝相互作用は炭素循環において決定的役割を果たすが,方法論的限界のため,コミュニティ開発がそれらの藻類宿主への空間的近接性によってどのように影響を受けるかを調べることは挑戦的である。ここでは,共培養藻類と細菌に共重合体ベースの多孔性マイクロプレートを導入し,そこでは,代謝産物が微生物間で常に交換され,物理的分離を維持する。ミクロプレートでは,珪藻Phaeodactyllum tricornutumが,多孔性構造を通して栄養素の一定補充により,正常バッチ条件下より,細胞存在量ε>20倍に蓄積することを見出した。また,単一分離株と複合群落の両者の藻類関連細菌は,空間的に予測可能な方法で藻類に由来する有機栄養素と同様に宿主から離れて無機栄養素に応答することを示した。数学モデルと組み合わせたこれらの実験的知見は,宿主近接性と藻類培養増殖相が,有機と無機栄養素利用性を通して分類群特異的様式で細菌群集発達に影響を与えることを示唆する。著者らの新規システムは,水生生態系における微生物間の普遍的な代謝相互作用を研究するための有用なツールである。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  異種生物間相互作用 

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