抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らは,レイノルズ数が2.0×10
4での厚さ5%の平板の周りで陰的LESを実行し,流れ場に対するマッハ数の影響を調査した。以前の研究で報告された1.1×10
4のReynolds数において,乱流遷移は遅れ,層流剥離気泡長さはMach数の増加によって増加した。Mach数が0.5より大きい条件下でこの傾向は顕著であった。0.8のMach数の場合,Reynolds数が1.1×10
4のとき,圧力プラトーは消え,流れは乱流への遷移ではなく,Reynolds数が2.0×10
4のとき,再付着が乱流遷移後に起こることが分かった。さらに,転移点と再付着点は,Mach数が増加するにつれて下流に動き,Mach数が増加するにつれて遷移点から再付着点までの距離も増加した。さらに,ピークReynolds応力は高Mach数で減少する。これらの事実から,K-H不安定性の成長速度が減少するので,乱流遷移が遅延し,乱流遷移自体が,高Mach数条件下で緩やかに起こることが分かった。(翻訳著者抄録)