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J-GLOBAL ID:202202229981121250   整理番号:22A0792012

イヌの組織球性肉腫の異種移植マウスモデルにおけるSHP2阻害剤SHP099のイヌSHP2変異体の分子特性と抗腫瘍効果【JST・京大機械翻訳】

Molecular characterization of canine SHP2 mutants and anti-tumour effect of SHP2 inhibitor, SHP099, in a xenograft mouse model of canine histiocytic sarcoma
著者 (9件):
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巻: 20  号:ページ: 109-117  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2761A  ISSN: 1476-5810  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イヌ組織球性肉腫(HS)は悪性で高転移性の腫瘍である。イヌHS腫瘍細胞で最近同定されたsrc相同性2ドメイン含有ホスファターゼ2(SHP2;PTPN11によりコードされる)の変異は,SHP2のアロステリック阻害剤であるSHP099に対する魅力的な治療標的である。ここでは,野生型SHP2および4SHP2変異体(p.Ala72Gly,p.Glu76Gln,p.Glu76Alaおよびp.Gly503Val)の分子特性を,本研究で新たに同定されたものを含めて検討した。さらに,SHP2 p.Glu76Alaを有するHS細胞株に対するSHP099のin vivo効果を異種移植マウスモデルを用いて調べた。SHP2 Glu76変異体細胞株およびSHP2野生型/Gly503変異体細胞株は,それぞれSHP099に対し感受性が高く,非感受性であるが,新しく同定されたSHP2 p.Ala72Gly変異を有する細胞系は,SHP099に対し中程度の感受性を示した。組換え野生型蛋白質および4変異体SHP2蛋白質のうち,3変異体(SHP2 p.Ala72Gly,p.Glu76Gln,p.Glu76Ala)は構成的に活性化されたが,野生型SHP2およびSHP2 p.Gly503Valでは活性は検出されなかった。これらの構成的に活性な蛋白質の活性はSHP099により抑制された;特に,Glu76変異体は高感度であった。異種移植マウスモデルにおいて,SHP099はSHP2 p.Glu76Ala変異体細胞株に対して抗腫瘍活性を示した。したがって,SHP2変異体間の分子特性には不均一性があった。SHP2 p.Glu76Alaおよびおそらくp.Glu76Glnは,野生型SHP2またはSHP2 p.Gly503Valではなく,イヌHSにおいてSHP099で標的化可能な発癌性駆動因子と考えられた。イヌHSにおけるSHP099の治療標的としてのSHP2 p.Ala72Glyの可能性を解明するために,さらなる研究が必要である。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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犬・猫  ,  基礎腫よう学一般 

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