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J-GLOBAL ID:202202230092203280   整理番号:22A0591721

湿式化学分析の基盤をなす高度な技術をいかに継承・発展させていくか-鉄鋼化学分析の視点から-

How to Sustainably Develop Sophisticated Techniques Organizing the Fundamentals of Wet Chemical Analyses?-From the Viewpoint of Chemical Analyses of Iron and Steel-
著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 63-66  発行年: 2022年02月05日 
JST資料番号: S0128B  ISSN: 0386-2178  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・重量分析や滴定に代表される容量分析法は,直接に分析対象物の量を算出できる湿式化学分析で,検量線を用いない絶対分析法であるため,機器分析と比較して精度と真度が優位。
・しかし企業での分析操作に対する要求水準は高く,手間がかかり,分析業務による毒物,劇物の使用の問題もあり,企業では回避傾向にあり,分析技術の維持,発展が課題。
・酸化還元滴定による鉄鉱石中の鉄含有量の分析では指示薬の変色による還元完了時点の的確な判断は熟練者の経験によるところが大きく,熟練技術者の内部情報空間が重要であるのが現状。
・技術継承のためには,現在言語化できない「技能」と呼ばれるものを言語化して「技術」とすることにより継承可能となるので,還元工程は液電位をモニターすることに置き換える等の工夫を実現。
・技術継承のために,非言語系の技能を言語化する作業を誰が行うか,この作業を分析化学の研究として評価されるかという問題の解消が必要。
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分類 (1件):
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分析化学一般 
引用文献 (10件):
  • 日本学術振興会製鋼第19委員会編:′′新版鉄鋼化学分析全書 第1~10巻′′,(1963),(日刊工業新聞社).
  • 上原伸夫:ふぇらむ,21,249,(2016).
  • JIS M 8212,鉄鉱石-全鉄定量方法(2005).
  • 檜山敦,浅田和宏,並木秀俊,宮廻正明,廣瀬通孝:ヒューマンインタフェース学会論文誌,12,249(2010).
  • 亀山雄高,水谷正義,成瀬哲也,狛 豊,佐々木慶子,大森 整,澤田浩之,松木則夫:砥粒加工学会誌,53,741(2009).
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