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J-GLOBAL ID:202202230398664454   整理番号:22A1023893

黒色腫患者における潰瘍および免疫関連遺伝子に基づく予後モデルの確立と治療標的としてのEIF3Bの同定【JST・京大機械翻訳】

Establishing a Prognostic Model Based on Ulceration and Immune Related Genes in Melanoma Patients and Identification of EIF3B as a Therapeutic Target
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  ページ: 824946  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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潰瘍と免疫状態は,黒色腫患者における生存のための独立予後因子である。ここでは,単変量Cox回帰分析は,53の潰瘍-免疫関連DEGを明らかにした。コンセンサスクラスタリングを行い,癌ゲノムアトラス(TCGA)コホート(n=467)を,異なる予後と生物学的機能を有する3つのサブタイプに分け,続いて3つの合併遺伝子発現Omnibus(GEO)コホート(n=399)における検証を行った。マルチミクスアプローチを用いて,サブタイプ間の差を評価した。クラスター3は,比較的少ない増幅と免疫チェックポイント遺伝子の発現を示した。さらに,クラスタ3は免疫関連経路と免疫細胞浸潤を欠き,免疫療法に対する非応答者の割合が高かった。また,黒色腫における潰瘍化および免疫関連遺伝子に基づく予後モデルを構築した。EIF3Bは,クラスタ3に特異的な遺伝子と黒色腫増殖(DepMap,https://depmap.org/portal/download/)のそれらとの交差におけるハブ遺伝子であった。TCGAとGEOデータセットにおける高いEIF3B発現は最悪の予後と関連していた。in vitroモデルは,EIF3Bノックダウンがメラノーマ細胞移動と浸潤を阻害し,si-NC細胞と比較して上清のTGF-β1レベルを低下させることを明らかにした。EIF3B発現は,免疫関連シグナル伝達経路,免疫細胞遺伝子シグネチャおよび免疫チェックポイント遺伝子発現と負に相関した。さらに,その低い発現は抗PD-1免疫療法に対する部分的応答を予測することができた。要約するため,メラノーマに対する予後モデルを確立し,メラノーマ進行および免疫療法耐性発達におけるEIF3Bの役割を同定した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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皮膚の腫よう  ,  遺伝子発現 
引用文献 (66件):
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  • Siegel RL, Miller KD, Goding Sauer A, Fedewa SA, Butterly LF, Anderson JC, et al. Colorectal Cancer Statistics, 2020. CA: Cancer J Clin (2020) 70:145-64. doi: doi: 10.3322/caac.21601
  • Miller KD, Fidler-Benaoudia M, Keegan TH, Hipp HS, Jemal A, Siegel RL. Cancer Statistics for Adolescents and Young Adults, 2020. CA: Cancer J Clin (2020) 70:443-59. doi: doi: 10.3322/caac.21637
  • Azimi F, Scolyer RA, Rumcheva P, Moncrieff M, Murali R, McCarthy SW, et al. Tumor-Infiltrating Lymphocyte Grade Is an Independent Predictor of Sentinel Lymph Node Status and Survival in Patients With Cutaneous Melanoma. J Clin Oncol (2012) 30:2678-83. doi: doi: 10.1200/JCO.2011.37.8539
  • Thomas NE, Busam KJ, From L, Kricker A, Armstrong BK, Anton-Culver H, et al. Tumor-Infiltrating Lymphocyte Grade in Primary Melanomas Is Independently Associated With Melanoma-Specific Survival in the Population-Based Genes, Environment and Melanoma Study. J Clin Oncol (2013) 31:4252. doi: doi: 10.1200/JCO.2013.51.3002
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