抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・テレビ等による土砂災害報道が多いので,砂防の役割を直接的被害の防止と捉えることが多いが,治水三法の精神が示す流域管理は国土保全全体を網羅する幅広い概念。
・そのため砂防法は必要な土地の権利の面的な制約等も規定しているが,時代の変化で,昨今は最小限の範囲を指定する傾向。
・兵庫県南部地震による六甲山系の山腹崩壊復興では,土砂災害危険箇所連担地域を都市山麓グリーンベルトとしてまちづくりに織込んだ例も存在。
・流域管理では,ハードだけでなくソフト面も重要になってきており,地域の文化や生活習慣等を背景とし,最新技術の利用と流域関連諸データの活用が重要。