抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年注目されているローカル(プライベート)5Gシステムでは,工場や農地,ビルなどの施設において安全で柔軟なネットワークを提供することができる.ローカル5Gシステムのユースケースの一つとして,遠隔地から重機などを操縦する遠隔操作システムが挙げられる.本報告では,ローカル5Gシステムを用いて無人搬送車(UGV:unmanned guided vehicle)の遠隔操作を行う小規模なシステムを構築する.また,遅延評価を行った結果,アプリケーションレベルの片道遅延は約170msであり,無線区間の往復伝搬遅延は約8.5msであった.この結果より,無線区間の遅延はアプリケーションレベルの遅延と比較してはるかに小さくなることを確認した.最後に,高校生を対象としたオープンキャンパスで実施した小規模な遠隔操縦システムのデモンストレーションを紹介する.(著者抄録)