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J-GLOBAL ID:202202230560528990   整理番号:22A0178833

カチオン性医薬品のベクターとしての廃水中のポリアミドミクロプラスチック【JST・京大機械翻訳】

Polyamide microplastics in wastewater as vectors of cationic pharmaceutical drugs
著者 (3件):
資料名:
巻: 288  号: P2  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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廃水中のミクロプラスチックへの医薬品の吸着を研究した最初の研究である。廃水は,マイクロプラスチックと医薬品の環境源であり,処理排水あるいは複合下水道オーバーフローとして排出される。本研究では,ポリアミド(ナイロン12)マイクロプラスチックに対する一連のオクタノール-水分配係数を有するカチオン性医薬品の吸着を実際の廃水サンプルで調べた。研究したより疎水性の医薬品,プロプラノロール,アミトリプチリン,およびフルオキセチンに対して顕著な吸着が観察され,24時間以内に平衡に達した。これら3つの医薬品のマイクロプラスチック-廃水分配係数は,それぞれ,191,749および1020L/kgであった。ポリアミドへの医薬品の吸着のための好ましい廃水条件は,pH>7,夏季温度(20°C),および雨水希釈無しであった。より親水性の医薬品アテノロール,プソイドエフェドリン,メトプロロール,およびロスバスタチンの吸着は,すべての条件下で≦7%であり,有意でなかった。プロプラノロール,アミトリプチリン,およびフルオキセチンの限られた脱着(7~17%)が24時間にわたって河川水で観察された。これは,マイクロプラスチックが,放電後にかなりの距離で吸着薬剤を輸送することができることを示唆する。模擬胃液において,それらの脱着は,低温および温浸温度で,それぞれ24~27%および40~58%に増加した。この知見は,廃水マイクロプラスチックが,廃水処理プラントから水生生物への医薬品のベクターとして作用することを示した。しかし,廃水中に見出された他の有機粒子と比較して,マイクロプラスチックに吸着された医薬品によってもたらされるリスクをより良く評価する必要がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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