抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・個人の意図や行為が連鎖することで組織不正が露呈するメカニズムを企業不祥事例の比較分析を通じて考察。
・組織不正の定義と分類について言及し,分類については組織不正が組織の管理過程で発生するとし,計画部門,実施部門の不正に対する意図のあるなしから,4分類を提示して解説。
・組織不正の成立要因として,組織構造・組織過程(不正を連結する),機会(不正を可能にする環境),合理化・正当化(不正を実行する人間の意思決定)を挙げ,その分析の枠組みとなるモデルを提示。
・「スルガ銀行不正融資問題」「レオパレス21施行不備問題」を事例に,上述のモデルに当てはめて比較考察し,意図的組織不正と無自覚加担型組織不正のそれぞれの特徴,醸成のメカニズムなどを整理。