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J-GLOBAL ID：202202230758459128   整理番号：22A1146488

織物CF/PPS積層板の高周波誘導融着接合における積層板表面の過熱の抑制と融着接合挙動の評価

Suppression of overheating and thermal behavior on laminate surface in high-frequency induction welding of woven CF/PPS composite

著者 (3件)： 長谷川晴海 (近畿大) ,  田邉大貴 (神戸市工高専) ,  西籔和明 (近畿大)
資料名： 日本複合材料合同会議(Web)  (日本複合材料会議(Web))
巻： 13th  ページ： ROMBUNNO.2C05 (WEB ONLY)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U1502A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高周波誘導加熱による炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)複合材料の溶融接合法を,複雑な形状を有する大型構造を組立てるために調査した。本研究の目的は,CFRTPの接合挙動に及ぼす誘導溶接法の影響を明らかにすることである。使用した材料は一方向-CF/PPSと織物-CF/PPS積層体である。誘導溶接は一方向CFRTP材料には適していないため,2種類の誘導法を適用し,接合層に発熱体を挿入した。実験結果から,どのような方法でも融着を行うことができたが,熱分解温度で金属丸棒の表面が表面に接触するという問題があった。剥離試験の結果から,融着層に炭素繊維発熱体を挿入した場合に最大荷重が最大となった。したがって,CFTP積層板の表面からの熱伝導よりも,継手間の高周波誘導加熱が一方向CF/PPS積層板の溶融接合において望ましいことが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  *接合 ,  高周波加熱 ,  制御 ,  複合材料 ,  積層板
準シソーラス用語： *炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  *溶着 ,  熱制御 ,  織物複合材料 ,  一方向材

分類 (1件)： 機械加工,仕上げ一般  (YH04111G)

タイトルに関連する用語 (10件)： 織物 ,  Cf ,  PPS ,  積層板 ,  高周波 ,  誘導 ,  融着接合 ,  過熱 ,  挙動 ,  評価