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J-GLOBAL ID:202202230841161755   整理番号:22A1007845

コンクリートの炭酸化と表面粗さが無機系補修材料とのせん断付着強度へ及ぼす影響

Influences of Carbonation and Surface Roughness of Concrete on Shear Bond Strength to Inorganic Repair Material
著者 (5件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: I_75-I_81(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 1882-2789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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コンクリート構造物で生じる既設コンクリートの炭酸化と表面粗さが,無機系補修材料とのせん断付着強度へ与える影響を室内試験で評価した.その結果,母材コンクリート表面の算術平均粗さの増加に伴ってせん断付着強度が高くなることを確認した.母材コンクリート表面の算術平均粗さとせん断付着強度の関係は,母材コンクリートへ促進中性化作用を与えた場合でもほぼ同一であった.そのため,本研究で採用した試験条件の範囲内では,母材コンクリートの炭酸化がせん断付着強度へ与える影響は,表面粗さによるものと比較して小さいと考えられる.また,JIS R 5201の「強さ試験」に準拠して作製したモルタルを母材として求めたせん断付着強度と比較した結果,このモルタルのように表面が平滑な母材を用いて供試体を作製した場合,安全側のせん断付着強度が得られると考えられた.(著者抄録)
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (19件):
  • Asano, J., Matsumoto, T., Natsuka, I., Ishii, M. and Sato, S. (2016) : Method to measure detachment strength of surface covering technique, <i>Proceedings of The 41st Conference on Our World in Concrete & Structures</i>, 24-26, August 2016, Singapore, 1-7.
  • 土木学会コンクリート委員会コンクリート標準示方書改訂小委員会(2018):2018年制定コンクリート標準示方書【維持管理編】.
  • 古内 仁, 酒井 亮, 上田多門(2006):ポリマーセメントモルタルの付着特性に与える界面粗度および粗骨材寸法の影響, コンクリート工学年次論文集, 28(2), 1567-1572.
  • 石神暁郎, 佐藤 智, 中村和正(2015):積雪寒冷地におけるコンクリート開水路の表面保護工法の付着性とその評価, 農業農村工学会論文集, 297, I_49-I_61.
  • 川上明大, 片平 博, 古賀裕久(2016):三年間暴露した断面修復材の付着強度, 土木学会第71回年次学術講演会講演概要集, 1095-1096.
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