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J-GLOBAL ID:202202230887809014   整理番号:22A0620683

EGFRは非小細胞肺癌においてSTAT3を介してUTXを転写的にアップレギュレーションする【JST・京大機械翻訳】

EGFR transcriptionally upregulates UTX via STAT3 in non-small cell lung cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 148  号:ページ: 309-319  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0032A  ISSN: 0171-5216  CODEN: JCROD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:ヒストンデメチラーゼUTXは,組織特異的な方法で多くの癌の発生と発達に関与することが報告されている。しかし,非小細胞癌(NSCLC)におけるUTXの役割,およびUTXの発現を制御するのは,不明のままである。ここでは,広く認められた腫瘍ドライバー上皮成長因子受容体(EGFR)との関連で,NSCLCにおけるUTXの役割を分析した。【方法】臨床サンプルのUTXレベルを,免疫組織化学染色,ウェスタンブロット法およびリアルタイム定量的PCRによって検出した。腫瘍組織におけるUTXの発現は,EGFRのリン酸化と相関していた。細胞増殖と移動をMTTと創傷治癒アッセイにより評価した。UTXに対するEGFRとその下流経路の影響を,対応する阻害剤で探索し,ウェスタンブロット法とリアルタイム定量的PCRにより調べた。結果:本研究では,NSCLC患者の癌組織におけるUTXの発現が,傍癌組織のそれよりも有意に高く,EGFRリン酸化レベルと正に相関していることを見出した。さらに,NSCLC細胞株では,UTXは増殖と移動を促進するが,酵素活性の阻害は細胞増殖を抑制した。さらに,EGFRシグナル伝達経路が活性化され,EGFR経路がチロシンキナーゼ阻害剤によって阻害されたとき,UTX発現は有意にアップレギュレートされた。さらなる機構的研究は,EGFRの活性化がその下流JAK/STAT3シグナル伝達経路を活性化し,STAT3リン酸化を促進することを示唆した。リン酸化STAT3はUTXレベルを転写的に促進した。結論:これらの結果は,NSCLCにおいて発癌性役割を果たす「EGFR-STAT3-UTX」軸を示唆する。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の腫よう  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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