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J-GLOBAL ID：202202230963216822   整理番号：22A0936401

ジビエ中の放射能調査-イノシシ肉,シカ肉中の放射能-

Surveillance of Radioactivity in Gibier Meat.

著者 (4件)： 井上和幸 (石川県保健環境セ) ,  鳥屋子やまと (石川県保健環境セ) ,  岡田真規子 (石川県保健環境セ) ,  内田賢吾 (石川県保健環境セ)
資料名： 石川県保健環境センター研究報告書  (Research Report from Ishikawa Prefectural Institute of Public Health and Environmental Science)
号： 58  ページ： 85-87  発行年： 2022年03月 
JST資料番号： L4106A  ISSN： 1349-3604  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石川県内で流通するジビエのうち,イノシシ肉及びシカ肉について,捕獲地域別及び部位別に放射能調査を実施した。イノシシ肉の捕獲地域別調査では,検出されたカリウム-40は86.9~96.2Bq/kg生,セシウム-137は0.31~2.47Bq/kg生であった。一部の地域では他と比べて高い値を示したものの,その原因については分からなかった。イノシシ肉とシカ肉の部位別の調査では,カリウム-40は71.9~105.4Bq/kg生,セシウム-137は0.26~0.48Bq/kg生であり,部位による差は見られなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *食肉 ,  カリウム同位体 ,  セシウム137 ,  イットリウム同位体 ,  ストロンチウム90 ,  Ge半導体検出器 ,  バックグラウンド放射線 ,  検出 ,  放射性同位体 ,  *食品汚染 ,  食品工場 ,  γ線 ,  イオン交換 ,  石川県 ,  食品分析 ,  食品衛生
準シソーラス用語： β線検出 ,  イットリウム90 ,  カリウム40 ,  ゲルマニウム半導体検出器 ,  *ジビエ ,  食肉加工場 ,  人工放射性核種 ,  *放射性食品汚染

分類 (3件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  食肉一般  (FJ12031X) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (10件)：

• 令和元年度食料・農業・農村の動向,農林水産省大臣官房,284-289,2020.6
• 農林水産省ホームページ,取組事例, https://www.maff.go.jp/j/nousin/gibier/jirei.html,(参照2021-06-01)
• 杢代俊枝,姉崎智子,水谷富哉,苫米地達生,浅見成志,小倉洋裕,後藤重幸:群馬県内における野生鳥獣の放射性セシウム汚染状況について -2010年10月から2014年8月の検体分析に基づく傾向-,群馬県立自然史博物館研究報告,20,169-176(2016)
• 小寺祐二,竹田努,平田慶:栃木県,茨城県および福島県にまたがる八溝山地域に生息するイノシシの放射性セシウムによる汚染状況の評価,哺乳類科学,57,9-18(2017)
• 林千恵子,中村和宏,本郷猛,橋本博之,原田利栄, 中西希代子,石井俊靖:千葉県で捕獲された野生獣肉の放射性セシウム検査について,食品衛生雑誌,57,32-36(2016)

タイトルに関連する用語 (5件)： ジビエ ,  放射能調査 ,  イノシシ肉 ,  シカ肉 ,  放射能