文献
J-GLOBAL ID:202202231117154561   整理番号:22A0879330

三瓶山麓西の原の火入れ草原における樹木の生育状況

Growth status of woody plants in the Nishinohara grassland, Mt. Sanbe
著者 (6件):
資料名:
号: 20  ページ: 19-22  発行年: 2022年03月15日 
JST資料番号: L8003A  ISSN: 1882-0344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
三瓶山の西の原草原は毎年所定の火入れを受け,もし火災管理を止めると,いくつかの木本植物が成長し優位に立つ。著者らは,50×50m2の研究プロットにおける木本植物の成長状況を調べた。多くのPopulus tremula var.sieboldii,Elaeagnus umbellata var.umbellate,およびLespedeza homolobaを含むプロットで9種および2567本の樹木を確認した。優勢な草本種はMiscanthus sinensis,Pleioblastus argenteostriatus f.glaber,Arundinella hirta var.hirta,そしてPteridium aquilinumであった。E.umbellata var.umbellateとL.homolobaは,地表の根塊から萌芽し,一方,P.tremula var.sieboldiiは地下根から萌芽していた。土壌含水量と土壌硬度の間には有意な相関があり,土壌硬度とP.tremula var.sieboldiiとE.umbellata var.umbellateの樹高間には負の相関があり,土壌が軟らかく,含水量が低い場所でより速い成長を示唆した。このような地域では,もし管理を止めると,当年から樹木は成長できると考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生態学  ,  植物に対する影響  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (16件):
  • Ae, S. A., Hirowatari, T., Ishii, M. and Brower, L. P. (eds) (1996) Decline and Conservation of Butterflies in Japan III. The Lepidopterological Society of Japan, 217 pp.
  • Braun-Blanquet, J. (1964) Pflanzensoziologie, 3 Aufl. Springer-Verlag, 865pp.
  • 井上雅仁・高橋佳孝 (2010) 管理放棄により樹林化した草原跡地における管理再開が草原性植物の再生に及ぼす影響. ランドスケープ研究, 73:759-762.
  • 石村禎久 (1967) 三瓶山の史話. 大田市観光物産館, 198pp.
  • 久保満佐子・小林美珠・石井利夫 (2017) 山梨県甘利山の半自然草原における人為的管理が植物の開花に及ぼす影響. 日本緑化工学会誌, 42:533-542.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る