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J-GLOBAL ID:202202231123301514   整理番号:22A0837877

マッドカニScyllaパラマモザインにおける二重性遺伝子の同定と機能解析【JST・京大機械翻訳】

Identification and functional analysis of the doublesex gene in the mud crab Scylla paramamosain
著者 (9件):
資料名:
巻: 266  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二重性(Dsx)はDmrt遺伝子ファミリーの重要なメンバーであり,動物界の性決定と分化において重要な役割を担っている。本研究では,ダブルセックス(Spdsx)遺伝子を同定し,マッドカニ,Scyllaパラマモサインにおいて初めて特性化した。Spdsx cDNAは保存DMドメインを持つ266アミノ酸をコードする801bpオープンリーディングフレーム(ORF)を含む。一方,Dsxの保存を解明するために,そのオルソログをいくつかの甲殻類種において同定した。加えて,種々の成体組織と胚発生の間のSpdsxの発現パターンを,qRT-PCR技術によって分析した。最後に,Spdsxの役割は精巣,アンドロゲン腺で,そして,卵巣はRNAi技術によって分析した。主な結果は次の通りである。(1)Spdsx遺伝子は分析した甲殻類種に広く存在し,多重配列アラインメント結果は,DMドメインを除いてDsxの保存が低いことを示した。(2)1つのdsx遺伝子は,分析したカニとロブスターで同定されたが,2dsx遺伝子(dsx-1とdsx-2)はエビで同定された;(3)Spdsx遺伝子は分析した組織で広く発現し,アンドロゲン腺における発現レベルは他の組織より明らかに高かった。興味深いことに,卵巣におけるSpdsxの発現レベルは,精巣におけるそれより有意に高かった(p<0.05)。(4)胚発育の間のSpdsxの発現パターンは,2つの群に分けられた:胞胚期から5対の付属器期まで安定だった;5対の付属物段階の後,発現レベルは増加して,7対の付属器段階から孵化段階まで安定したままであった。(5)Spdsxのサイレンシングの後,精巣,卵巣,およびアンドロゲン腺におけるマーカー遺伝子の発現レベルは,有意に変化し,その中で,卵巣におけるvtgとvtgRの発現レベルは,精巣で上方制御され,そして,精巣のIAGは下方制御され,そして,アンドロゲン腺のIAGは下方制御された。上記のすべての結果は,Spdsxがマッドカニの生殖システム発達の調節において決定的役割を果たすことを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生殖器官  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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