抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・スギ花粉症に関する2019年の調査によると全国平均の有病率は38.8%であり,スギ花粉は社会的に敬遠され,問題となっていることを紹介。
・1992年に花粉嚢や花粉が観察されない雄性不稔スギ(無花粉スギ)が発見され,2000年代初頭までに全国各地で約20系統の雄性不稔スギが確認されたことを概説。
・現在までに分かっているスギの雄性不稔はすべて潜性遺伝であり,雄性不稔を引き起こす遺伝子として4種類が同定されていることを指摘。
・無花粉スギの普及のため,遺伝子マーカーによる無花粉スギの選抜技術と不定胚の組織培養技術とを組み合わせた無花粉スギの生産方法を開発。