抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:初発統合失調症患者の血清神経細胞接着分子(NCAM)、タウタンパク質、リン酸化タウタンパク質レベルと神経機能指標及び認知機能との関係を検討する。方法:2017年10月から2019年12月までの精神科で治療した62例の初発統合失調症患者(精神分裂群)と51例の健康志願者(対照群)を研究対象とした。血清のNCAM,タウ蛋白質,リン酸化タウ蛋白質,脳由来神経栄養因子(BDNF),S100B蛋白質(S100B),ニューロン特異性エノラーゼ(NSE)レベルを測定し,統合失調症認識機能キット(MCCB)の中国語版と脳神経栄養因子(MCCB)の2つの群を,統合失調症(MCCB)試験のために用いた。Stroop単語テストは両群の認知機能を評定した。両群の上記指標の差異を比較し、精神分裂群の患者の血清NCAM、tau蛋白、リン酸化タウタンパク質レベルとBDNF、S100B、NSE、MCCB相関スコア、Stroop単語テストスコアとの相関性を分析した。結果:精神分裂群の血清NCAM、BDNFレベル、MCCB(連線テスト、記号コード、意味流暢性、言語記憶、視覚記憶)スコア、Stroop単語テストスコアは対照群(P<0.05)、S100B、NSE、リン酸化タウタンパク質は平均対照組(P<0.05)、tau蛋白レベルは対照組と比べ、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。相関分析結果により、精神分裂群の血清NCAMレベルはBDNF、MCCB(連線テスト、記号コード、意味流暢性、言語記憶、視覚記憶)スコア及びStroop単語テストスコアと正の相関(P<0.05)、S100B、NSEと負の相関(P<0.05);リン酸化タウタンパク質はBD-NF、MCCB(連線テスト、記号コード、意味流暢性、言語記憶、視覚記憶)スコア及びStroop単語テストスコアと負の相関(P<0.05)、S100B、NSEと正の相関(P<0.05)。結論:初発統合失調症患者の血清NCAMレベルの低下、リン酸化タウ蛋白レベルの上昇、血清NCAM、リン酸化タウ蛋白レベルは神経機能障害、認知機能障害と密接に関連し、初発統合失調症患者の臨床病状評価に参考を提供する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】