抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新潟県における2019年度の米菓出荷額は全国1位で,56.5%のシェアを有している.米菓には粳米で作るせんべいと糯米で作るあられがあり,せんべいが約6割,あられが約4割を占めている.近年,米菓用米として国産米の需要が増えている中で,新潟県では加工用糯品種として多収の「ゆきみのり」が栽培されており,2018年の作付面積は676haであった.しかし,「ゆきみのり」の栽培上の問題点として,ふ割れによる斑点米の発生や品質と収量の両立が困難なことなどが指摘されている.そのため,生産者から新たな糯品種の育成が待望されていた.「ゆきみらい」(系統番号:新潟糯95号)は新潟県が育成し,品種登録出願を2021年に行った多収の早生糯品種である.今までに施肥条件の違いによる栽培特性への知見が少ないため多肥条件における生育及び収量について検討した.(著者抄録)